
「ハイブラリュックって何がいいの?」
「使い心地はどうなん?」
「メンズにおすすめのモデルは?」
という声が聞こえてくるわけではないけど、せっかくルイヴィトンのリュックを買ったから語らせてほしい。
というか自慢させてほしい。

クレヨンです。X(旧Twitter)もやってます。
結論:もっと早く買えばよかった

このリュック(クリストファー)を買うのに2ヶ月は悩んだと思う。なんせ価格が高い。(値段が気になる人は自分で調べて。)
でも、買ってすぐに思った。
「もっと早く買っとけばよかった。」
というのも、それまで俺はナイロン生地のリュックを、仕事でもプライベートでも愛用していた。
巾着タイプのおしゃれな形ではあったけど、いかんせん素材がナイロン。中に荷物を入れるの重みで形が崩れるし、重心が下がってより重く感じる。
同じ荷物をクリストファーに入れると、嘘のように軽く感じる。いや、実際の総重量は革製品の分、重くなっているんだけど、そう感じさせない。
調べてみると、形が崩れないということは、重心が下がらない。イコール軽く感じるということらしい。
これを知っていれば、肩や腰の疲れを感じ始めたタイミングで、買い替えてたと思う。
高いにはそれなりの理由がある

もちろんネームバリューや縫製、革の質など、ハイブランドアイテムが高い理由はいくつもある。
だが俺はそんなことよりも、この「軽く感じる、疲れにくい」ことに最大の価値を感じた。
もちろんそれが全てではないし、所有欲を満たしてくれる部分ももちろんある。でも大きな部分はこれだ。
おそらくハイブラリュックを機能面で見ているのは俺くらいだろう。
自分へのトロフィー

購入した経緯を説明すると、俺は宅建士を目指していた時期がある。
試験の8ヶ月前から1日も休まず毎日4時間、多い時は8時間勉強していた。
そうやって毎日毎日勉強する中で、だんだんと頑張った自分に対して、合格したらトロフィーをあげたいと感じるようになった。
そこで何が良いか考えた時に見つけたのがルイヴィトンのクリストファーだった。
1440時間の価値

30日 × 8ヶ月 = 240日
240日 × 6時間勉強 = トータル1,440時間勉強
つまり俺が宅建試験合格に要した時間は1,440時間。俺の本業の給料を時給に換算すると、300万円以上の価値になる。
こう考えると(買うための言い訳をすると)クリストファーの値段が安く思えてくる。
そう、宅建試験は人の金銭感覚をバグらせる。
あえて実店舗で購入

クリストファーを買うにあたって、3〜4回は下見にいったと思う。特に、試験勉強に対してのやる気が下がり始めると、店舗に行って試着し、やる気を奮い立たせていた。
見学、試着だけなのに、ルイヴィトンの店員はいつももてなしてくれるし、クリストファーのサイズ(MMとPM)の違いや素材別で気をつけるポイントなどを丁寧に解説してくれる。
「買うなら店舗やな。」
と自然に思うようになった。
あと、何十万円という現金を一括で払ってみたかったというのもある。(支払う時の手汗エグかった。)
似合うようになる

試験の結果、ギリギリ合格し、無事クリストファーも購入できた。
このなんとも言えない達成感と高揚感。1,440時間という付加価値を無理やり載せたこのリュック。
父親のスニーカーを履く3歳児のように、最初は「似合わねー」と思っていたが、最近は少ししっくりきてる感じがする。
あと、これは買ってしばらくしてから気づいたんだけど、クリストファーに合うような服装をし始めている自分がいる。
最初は似合っていなくても、だんだんそれに合うように自分が変化していくと感じた。
あと、ハイブランドのアイテムをローンで買うやつ、似合わない。
モノの価値観が変わった

クリストファーを買ってからもうひとつ感じた変化がある。
それは買い物の回数が減ったということ。
どういう事かというと、「本当に欲しいものか」「本当に必要なものか」をよく考えるようになった。
2ヶ月間悩んで買ったクリストファーは「本当に自分が欲しいもの」だということ。
「買う理由が値段なら”買うな”」
「迷う理由が値段なら”買え”」
まさにこれである。
もの自体の価格は安くはないが、そこで得られる経験や価値観を考えると、良い買い物だったと思う。
あと、分割じゃなくて一括で買えるようになった自分に成長を感じた。
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