
扇風機ってエアコンと違ってつけたり消したりするから、その度にスイッチ押しに行くのが地味にめんどくさい。
最近の扇風機はリモコンが付いてるから、以前に比べるとその手間は減ったんだけど、今度はリモコンがなかなか反応してくれない。
結局リモコンが反応する場所まで移動しないといけない。
なのに買うとなると、どれも大差がないと思って適当に選びがち。
ならばとおすすめしたいのが音声認識扇風機「シロカのポチタマ扇」だ。
可愛らしい名前とは裏腹に、かなり仕事ができる優れものだったからレビューしていく。

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音声操作でリモコン要らず
「ヘイSiri」や「OK Google」のような感じで「ポチ、きいて」または「タマ、お願い」と指示ワードを言うだけで「はい、なんですか?(ポチ)」「どうしたの?(タマ)」と返事が返ってくる。
その後に「あつい」と言うだけでスイッチがオンになり風を送ってくれるんだ。
声が届く範囲も結構広いから、普段の会話くらいの声量でも十分聞き取ってくれる。
スイッチのオン/オフはもちろん、風量の強弱や首振りのオン/オフ、タイマーの設定も全て音声でできてしまう。
おまけにポチやタマの音量まで話しかけるだけで、上げ下げできるんだ。

付属するリモコンは受信範囲が狭いので、遠くからでも音声で操作できるのが便利。
シロカのポチタマ扇の仕様
音声機能つきで2万円を切るにも関わらず、これだけの機能が搭載されている。
風量も1から8までと細かく設定できるので、少しだけ強めたり弱めたりといった微調整も可能。
ポチタマ扇は電気代を抑えられるDC式

扇風機のモーターにはAC式(交流電源)とDC式(直流電源)があり、一般的にはAC式よりDC式の方が電気代が安く経済的である。
そしてシロカのポチタマ扇はDC式だから電気代は抑えられる仕様。
シロカ扇風機の音声操作

下記が音声操作の一例。
例えば帰宅後に荷物を下ろしながら「ポチ、きいて」と指示を出したり、洗濯物を抱えたまま「首を振って」など、手が塞がってる状態でも指示を出せるのが音声操作家電の良いところ。

赤ちゃんがいる家庭なんかはポチタマの音量が大きすぎると泣き出してしまうので、音量調節までできるのはポイントが高い。
扇風機ってどうしても主役家電ではないから音声機能が搭載されるだけでも結構すごいと個人的には思っている。それが音量の調整までできるなんて。
音声操作のオフも可能
この扇風機は音声操作、リモコン、本体の3パターンで操作ができる。
仮に音声操作を使わない場合は、設定でオフにすることも可能。
また、リモコンは本体下部に収納できるので、スタイリッシュな見た目も維持できる。
風量調節が細かくできる

最近の扇風機は風量を細かく設定できるので、エアコンの冷気を循環させる時は強めに、寝る時は弱めになど細かく設定できるのはありがたい。
シロカのポチタマ扇も風量を最小の1から最大の8と8段階で設定できるので、場面に応じて細かく設定できる。
ちなみに風量8はかなり風が強く、紙類が散乱するほどなので、俺はほとんど使わない。
下向きにしっかり角度がつく


音声操作が便利なシロカのポチタマ扇なんだけど、実はこれを買った理由がもう一つあって、それは下向きにしっかり角度がつくからなんだ。
最近の扇風機はどちらかというと空気を循環させるサーキュレーターの役割に機能が振られがちだから、上下の首振りも自動になってて、それは便利なんだけど、下を向かないものが多いんだ。
俺は普段すのこに布団を敷いて寝ているから、扇風機の首が下を向いてくれないと、結局暑くて寝れないんだ。
寝室にもってこい

だからこそ、下向きに15度も角度がつけられるシロカのポチタマ扇が気に入っている。
15度も下に向けられると、扇風機を近くにおける。ということは風量を弱くできるから、音も静かだし電気代も抑えられる。
下向きにしっかりと角度をつけられるシロカのポチタマ扇は寝室にもってこいなんだ。
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しゃべる扇風機のデメリット4つ

シロカのポチタマ扇の売りは音声操作なんだけど、だからこそのデメリットもある。
そこでここでは俺が感じるデメリットを4つ書いていく。
音声の誤認識が多い
これはもう宿命というか課題なんだけど、音声の誤認識が多発する。
例えばテレビや動画を見ている時、「ポチ、きいて」や「タマ、おねがい」に似たワードが流れると「はい、なんでしょう」と反応してしまう。しかも結構な頻度で。
「はい、なんでしょう」だけなら、その後の指示を出さなきゃいいんだけど、厄介なのは誤認識で勝手に風量がMAXになったり首振りが始まったりすることもある。
特に風量がMAXになると、大声で「ポチ、きいて!!!!!」と言っても風音にかき消されてしまうんだ。
可能であればテレビなどの音声が流れる機器とは話して置いた方が良い。
ポチとタマの音声逆じゃね?

これは俺だけかもしれないがこのポチタマ扇風機、ポチが女性の声でタマが男の子の声なんだ。
とにかくこれが違和感。
タマ(男の子)はやんちゃキッズといった感じで少し生意気な返しをしてくる。例えば「くびをふって」と言うと「しょうがないなあ」と返してきたり「(風量を)つよくして」と言うと「いいけど...」と返してくる。
タマはまだいいんだけど、問題はポチの方。
ポチと言う名前で女性の声ってだけでも違和感なんだけど、その声が妙に色っぽいんだ。しかも少し哀愁を漂わせている感じ。
扇風機のスイッチをオンにする際に「ポチ、きいて」と言うと「はい...、なんでしょう...」といった感じで。
この違和感は文字では表せないので、扇風機コーナーで見かけたら是非体感してほしい。
他の音声操作家電と交流を始める

ポチタマ扇以外にもいくつか音声操作ができる家電があるんだけど、それと共鳴することがたまにある。
ポチの声に反応してシーリングライトが色を変えたり、Siriの声にポチタマ扇が首を振り始めたり。
ユーザーの声質までは識別できないから、音声操作の指示と似たような音がなると反応してしまうのも地味にストレスが溜まる。
扇風機にしては高価格
音声操作ができるといっても所詮は扇風機。
サーキュレーターであれば2,000円台から購入できることを考えると、17,000円以上するポチタマ扇は高価格帯だ。
「離れた場所から音声で操作したい」という人以外はコスパが悪いだろう。
毎日の小さいストレスから解放される

とはいえ個人的には買って良かったシロカのポチタマ扇。
扇風機のリモコンはどれも通信がイマイチなことを考えると、声で操作できるのはやはりメリットの方が大きい。
多少の誤認識はあるが、操作時に声を張らないといけないこともなく感度は優れている。
チャイルドロック機能も搭載されているので、小さな子供がいる家庭でも安心して使える。
これからの暑くなる季節、脱衣所においてもお風呂上がりに濡れた手で扇風機を触る必要もなくなるので、今年もフル活用していきたい。
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