
十日戎の福男選びも終わり、そろそろ通常運転になりつつある1月中旬。
元日に「今年こそは筋トレしてダイエットを成功させよう」と目標に立てた人もいるのでは。
そして、その目標に向けて実際に動き出してる人はどれくらいいるのか。
今日は、そんな人に俺なりの成功させるコツを書いていこうと思う。

クレヨンです。X(旧Twitter)もやってます。
なぜ筋トレを始めたのか

元々運動自体が嫌いではなく、軽く運動するくらいはむしろ好きだった。
例えば散歩とか、バッティングセンターとか。
ではなぜ、散歩やバッティングセンターで身体を動かすのは好きなのに、筋トレは嫌いだったのか。
答えは単純で「楽しくない」「しんどい」
景色が変わって新しい発見があるわけでもなく、ゲーム性もない。
ただただしんどいだけの筋トレが「楽しい」という意味がわからなかった。
ただそれでやらないという訳には行かなかった。
なぜかというと、当時の職業がプロのアスリートだったから。(めっちゃマイナー競技やけど)
今でもそうだと思うけど「プロアスリートはオフの時こそ鍛えろ」みたいな風潮があって、俺の先輩もオフの時はちゃんとトレーニングをしてた。
だから休みの日もダラダラする訳にはいかなくて、嫌々ジムに行って嫌々筋トレっぽいことをやってた。
まあこれが後々後悔することになるんだけど。
筋トレの効果かも?と思った瞬間

そんな筋トレをダラダラ続けてたにも関わらず、仕事中にある変化を感じた。
6日間ほど毎日試合をするんだけど、どうしても中盤の3日目くらいから疲れが抜けなくなり集中力も低下していく感覚があった。
そして3ヶ月目くらいにふと気づいた。
「あれ?疲れのピーク、4日目でも来てなくね?」
そこで初めて筋トレの効果というか凄さを実感した。
「なるほど、これが筋トレが楽しいってやつか」と思った。
確かに他のスポーツや運動と違って、筋トレは成果が出るまで少し時間がかかる。
そしてその成果に気づくまで嫌々ながらも筋トレを続けていた自分にびっくりした。
これはもっと広めるべきだ

それからは筋トレに真剣に取り組むようになり、フォームや重量、セットや回復時間、いろいろ調べて取り入れた。
もちろん食事管理についてもイチから調べ、迷信的なアスリート飯から、ちゃんと身体のことを考えた食事に切り替えた。
そしたら今度は疲労軽減だけでなく、仕事の成績も上がってきた。
成績が上がってくると精神的にも楽になり余裕ができてきた。
そんな時期に頭の中でずっと考えてたことがある。
「この筋トレというものを、もっと世の中に広めたい」
さっさと引退せなあかん

仕事の成績は上がってきててんけど、俺の心はもうその競技には向いてなくて
「早く帰って筋トレがしたい」「筋トレの良さを理解させるにはどうすれば良いか」
そんな事ばかり考えてた。
「あ、これはもうファンの前に出たらあかんな。さっさと引退しよう。」
と思った。
フィジーク競技との出会い

引退してすぐにパーソナルトレーナーになった。
自分のトレーニングも思う存分できるようになってた。
あの嫌々やっていた自分が嘘のように。
そしてある日、フィジーク競技というものを知って、今度はそこに向けた身体づくりを開始する。
(フィジーク競技については今後書く予定)
継続の大切さを知った
あれだけ嫌いだった筋トレがまさか生活の一部になるなんて。
本当に人は180度変わるから面白い。
「やりたくないこと」は「やらないといけないこと」
どうせやるならその時間だけは真剣に。
そこに気づけたら人って簡単に変われる。
100点を目指さなくていい。70点を取り続ける。
これが継続の秘訣だと思う。
今年から筋トレやダイエット(それ以外も)を始める人は、嫌々でも良いから70点を目指して欲しい。
3ヶ月後、絶対に今より良い方向に向かってるから。