
MagSafe充電というものが登場してから充電の煩わしさが一気に解消した。
有線充電でコードを引っ掛けたり、接続端子が破損して充電が出来ないといった事も無くなった。
当初はiPhoneだけだったのが、今ではAndroidでもMagSafe充電が可能になったおかげで、ますます便利になった。
しかしデメリットもある。
MagSafe充電の発熱問題

特にiPhone15proシリーズは本体がチタン素材なので、MagSafeで充電するとあっつあつになるんだ。ほんとに触れないほど。
本体がそれだけ発熱するということは、当然iPhone15pro内部にも相当な負荷がかかっている。
実際、俺のiPhone15proは1年経たずしてバッテリー容量が95%を切っていた。負担エグすぎ。

有線には戻りたくない
せっかくiPhone12シリーズからMagSafe充電という画期的な方法が使えるようになったのに、今さら有線充電には戻れない。
何か他に良い方法はないかと探していたところ、ESRの冷却ファン付きMagSafe充電器を見つけたんだ。
しかもこれがめちゃくちゃ使い勝手が良かったからレビューしていく。

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結論:iPhone15以降のMagSafe派は買い

先に結論から言うと、充電時に発熱しやすいiPhone15シリーズ以降を使ってるユーザーであれば買って損はしないだろう。
せっかくのMagSafe充電も、発熱によってバッテリー寿命がグングン減ってしまっては本末転倒。
そんな葛藤をこのMagSafe充電器は解消してくれる。その理由を一つづつ解説していく。
ESR CryoBoost 3in1 MagSafe充電器

スマホの周辺機器でお馴染みのESR。そのESRから発売されているMagSafe充電器「CryoBoost 3in1」。
本体に強力なマグネットが入っているから、例えばスマホやスマホケース側の磁力が弱くてもバチっと位置を決めてくれるし、ずれ落ちる心配もない。
無線充電器で起こりがちな位置ズレによる充電の失敗は起こらない。
ESR CryoBoost は3台同時充電可能
ESR CryoBoost 3in1はその名の通り3台同時充電ができるからスマホはもちろん、Apple WatchやAirPodsも同時充電が可能なんだ。
しかもAirPodsを充電する位置にまでマグネットが配置されているから、AirPods Pro2であればさらに充電時の位置確認が不要となる。
ただしApple Watchを充電するにはApple Watchに付属されている充電ケーブルを本体に内蔵させないといけないのでそこは注意。

Apple Watchの有線ケーブルの長さを考えて綺麗に配線できるあたりポイントが高い。
冷却ファンの効果は絶大

スマホをMagSafe充電器にセットするとデフォルトで冷却ファンがONになる仕様。なので充電器にセットするだけで冷却しながら充電してくれるってわけ。
そしてこの冷却ファンが思っている以上に効果があった。
充電中のスマホを触ると全く熱くない。それどころか冷たいんだ。
ここまで冷やしてくれると、もう充電時の発熱問題に気を使わなくて良い。
発熱が抑えられるとスマホ寿命が伸びる。コスパ的にも優れた充電器であるのは間違いない。
充電速度は合格点

ESR CryoBoostは最大25W
ESR CryoBoostは最大25Wの充電が可能なので充電器としてのパワーも問題ない。
俺が使っているiPhone15proは最大15Wまでなので、最大の恩恵は受けられないが、iPhone16シリーズでは最大25Wでの充電が可能なので、有線接続とほぼ変わらない速度で充電できるだろう。
| 機種 | 充電可能W数 |
|---|---|
| iPhone 12 | 最大12W |
| iPhone 13 | 最大12W |
| iPhone 14 | 最大15W |
| iPhone 15 | 最大15W |
| iPhone 16 | 最大25W |
実際は15Wほど
とはいえ、そこまで充電が遅いといった印象もない。
MagSafe充電器で充電している時はスマホを触らなくて良い時なので、俺はESR CryoBoostの充電速度に関してはそこまで求めていない。
高速充電とスマホ寿命はトレードオフ。冷却ファンでスマホ寿命を伸ばせても、高速充電で縮めてしまっては本末転倒だ。
ESR CryoBoostのメリット・デメリット

そんなESR CryoBoostにもデメリットがいくつかある。
ここでは上に書いたメリットを整理するとともに、デメリットにつても触れていく。
メリット
スマホ、AirPods、Apple Watchを同時充電できるだけでなく、3箇所全てにマグネットが搭載されている。おかげで位置決めがめちゃくちゃ楽。
冷却ファンでスマホ本体が高温にならず充電できるので、MagSafe充電が抱える悩みを解消できる。
スマホ充電部分に関しては角度が付けられるので、机の高さに関わらず視認性を確保できる。
デメリット
ESR CryoBoostはスマホの発熱を抑える冷却ファンがメリットなんだけど、デメリットでもあるんだ。
それはファンの音がうるさいのと、冷却ファン周りのライトリングが夜は眩しいということ。
特にファンの音は夜寝る時は結構気になるくらいだ。コイル鳴きのような「キーーン...」という音がずっと鳴っている。
ファン周りのライトリングは電気を消した部屋では結構眩しい。正直このギミックはいらない。
一応ファンのON / OFFボタンがあるので押せば音もライトも消えるんだけど、それだと冷却ファンの意味がないし悩みどころ。
あとはApple Watchを充電するには、Apple Watchに付属される充電ケーブルが必要な点も個人的にはデメリット。
ESR CryoBoostのサイズ
ESR CryoBoost 3in1のサイズは下記の通り。
一般的なデスクであればそこまで場所を占領する物でもないだろう。
ESR CryoBoostのサイズ
サイズ:横 x 縦 x 奥行き
23.5 x 17.7 x 10.3 cm
重量:500g
可動域は15度ほど
スマホを充電するドックは前後に15度ほど可動させることができる。
Apple Watch用のドックは固定。


MagSafe派は買い

冒頭の結論でも書いたように、充電時に発熱しやすいスマホやiPhone15シリーズを使っている人なら買いだろう。
AirPodsやApple Watchを使用してるApple信者であればよりおすすめできる。特に夏場はスマホも熱を持ちやすいので、人間と同様クールダウンさせないと、すぐにへたってしまう。
ESR CryoBoostの冷却ファンで少しでもスマホ寿命を長くしたい。
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