
サイコロの旅企画第3弾「鹿児島編」その1
鹿児島編は6つの観光先をピックアップ。
その中から今回は天文館「むじゃき」についてレビューしていく。

コンビニでよく目にするアイス「しろくま」。
そのしろくまの発祥地が鹿児島ということで、元祖しろくまで有名な天文館「むじゃき」にお邪魔させてもらった。
俺が大好きなアイス「しろくま」。それを今回は余すことなくレビューしていく。

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目次(クリックでジャンプ)
頭がキーンとならないかき氷

天文館むじゃきの白熊かき氷は頭がキーンと痛くならないんだ。
むじゃきの白熊は天然水を凍らせて、それを昔ながらのかんな削り製法で削って作られている。
だから上からシロップやミルク、蜜をかけても固まらず、ふわふわの口当たりをキープできている。

白熊とは
白熊の名前の由来

そもそもなぜ白熊(しろくま)と呼ばれるようになったのか。
そのきっかけは、削った氷に上から練乳をかけ、彩りを加えるためにトッピングしたアンゼリカやチェリー、レーズンなどが上から見た時に白熊に似ていたことから名付けられたと言われている。
実際、天文館むじゃきでも注文をして運ばれてきた際に店員から、「目と口をレーズン、鼻をさくらんぼに見立てて上から見ると、白熊の顔に見えます」と説明される。
白熊の歴史

今や鹿児島だけでなく南九州の名物となった白熊。
その歴史は戦後間もない1947年(昭和22年)、むじゃきの創始者「久保 武」氏によって考案され、1949年(昭和24年)に販売が開始された。
当時は、白蜜、赤蜜をかけたみぞれ、蜜かけのようなシンプルなかき氷だった。
そしてイチゴにミルクをかけてみるとおいしかった事にヒントを得て、氷に練乳をかけてみた。
しかしそれでは甘すぎるので、改良を重ね、独特のさっぱりとしたミルクに仕上げた。
彩りを加えるために、洋菓子の感覚で中にさいころ形の果物や、十六寸(トロクスン)豆を入れ、外側に、アンゼリカ、チェリー、レーズンをトッピングした結果、 現在の『白熊』のベースとなった。
上から見ると、チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が動物の白熊の表情に似ていることから「白熊」と名前が付いた。
天文館むじゃき
天文館むじゃきについて

むじゃきの歴史
白熊発祥の店「むじゃき」。
その歴史は古く、今から約80年前の1946年、鹿児島市名山町に大衆食堂『無邪気』を開店。
その3年後の1949年に、現在の鹿児島市千日町に移転し氷白熊を販売開始。
1958年にはテイクアウトも始めた。
1981年から本格的に白熊を販売すべく本社ビル新築竣工(地下1階地上5階)
4年後の1985年から今でも行なっている全国宅をスタートさせた。
アクセス
- 住所:鹿児島県鹿児島市千日町5-8
- 電話:099-222-6904
- 時間:11:00〜19:00(LO:18:15)
- 予約:不可
- 定休日:不定休
- 総席数:52席
- 支払い:現金、PayPay、各種クレジットカード
営業時間の終了は早め

天文館むじゃきの営業時間は11:00〜19:00で、ラストオーダーは18:15と飲食店としては早めなんだ。(白熊とドリンクのラストオーダーは18:30)
俺も18:00頃に入店したんだけど、そこから15分ほどして店員がラストオーダーの確認を取りに来た。
天気の良い日は行列ができることも珍しくないから、確実に食べるためにも早めに行くことをおすすめする。
むじゃきの白熊は15種類

天文館むじゃきは白熊だけでも15種類あるんだ。
定番の白熊はもちろん、チョコレートやストロベリー、ヨーグルトなんかもある。なんなら黒熊も。
そして極めつけはメニュー右下のスペシャル白熊。
氷もフルーツもスペシャルらしく量は4〜5人前らしい。
初むじゃきの俺はレギュラー白熊にしたが、いつか絶対にスペシャル白熊を食べると決めた。
白熊の価格
15種類ある白熊は味やサイズによって値段が異なる。
ベビーサイズは650〜850円。
レギュラーサイズは900〜1,050円。
南海の黒熊は900円、スペシャル白熊は1,550円でともにベビーサイズは無し。
大人2人であればレギュラーサイズがおすすめで、1人だとベビーサイズがちょうど良いだろう。
| ベビーサイズ | レギュラー サイズ | |
| 白熊 | 650円 | 900円 |
| チョコレート 白熊 | 650円 | 900円 |
| ストロベリー 白熊 | 650円 | 900円 |
| ミルク金時 | 650円 | 900円 |
| 宇治金時 | 650円 | 900円 |
| 銀時 | 650円 | 900円 |
| コーヒー白熊 | 650円 | 900円 |
| 南海の黒熊 | ー | 900円 |
| 抹茶白熊 | 750円 | 950円 |
| ヨーグルト白熊 | 750円 | 950円 |
| 白もちミルク 金時 | 750円 | 950円 |
| 白もち宇治金時 | 750円 | 950円 |
| ソフト白熊 | 850円 | 1,050円 |
| プリン白熊 | 800円 | 1,000円 |
| スペシャル白熊 | ー | 1,550円 |
白熊以外のメニューも豊富

天文館むじゃきの名物は白熊なんだけど、実はそれだけじゃないんだ。
というのもむじゃきは1階と2階に分かれていて、1階の白熊菓琲 shirokuma cafeではカレーやカツサンド、フレンチトーストなどといった洋食が楽しめる。
もちろん白熊も注文できる。
2階は白熊がメインのカジュアルレストランといった感じで、他にはビールや焼酎、イカナゴのフライなどのお酒のアテなんかも注文できる。
ワンオーダー制
白熊のみを注文する場合は注意が必要。
というのもむじゃきで白熊のみを注文する際はワンオーダー制となっているんだ。
- ベビーサイズは1人一個
- レギュラーサイズは1〜2人で一個
ちなみにスペシャル白熊は1個で4人とカウントしてくれるから、そこは安心して大丈夫だ。
お土産におすすめ「白熊グッズ」

天文館むじゃきはお土産コーナーも充実してるんだ。
白熊Tシャツにボールペン、トートバッグまである。
白熊ファンの俺はむじゃき特製白熊スプーンを購入した。
これでコンビニのしろくまを食べるのが楽しみ。



まとめ

2泊3日の鹿児島旅行の中で2回、天文館むじゃきに行ったんだけど、その繁盛ぶりは毎回すごかった。
そしてほとんどの人が白熊を注文していたのを見て、根強い人気があることを実感した。
白熊の甘すぎない美味しさが何度もリピートしたくなる。
おそらく全時間帯で忙しいであろうにも関わらず、店員はみんなニコニコしていて愛想が良いのも長年親しまれている理由の一つだろう。
鹿児島に行った際はぜひ、天文館むじゃきへ足を運んでほしい。
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