
「ほんま?(ギュー...)おー!めっちゃ楽〜!」
のCMでお馴染みの「ガードナーベルト」
口コミでも軒並み高評価だが、ほんとにそんな劇的に楽になるのか?大袈裟過ぎじゃね?と、思っていたのでトレーニングで痛めた腰をケアする意味も込めて購入した。
今回はこの新感覚ベルトをレビューしていきたい。

クレヨンです。X(旧Twitter)もやってます。
【結論】ハンズのジェネリック品で十分
結論、ハンズ(旧東急ハンズ)のジェネリック品で十分だった。というのも調べたら「ガードナーベルト」と「カシャーン」は製造元が同じらしくモノは全く同じということが分かった。
価格差がある理由についてはブランド力、保証の有無だと思う。
ハンズで販売されている「骨盤戦隊カシャーン」
サイズ感や付け心地もガードナーベルトと全く同じ。価格はガードナーベルトに比べて2,000円ほど安い。
骨盤が立つので腰が楽になる

従来のマジックテープで絞るタイプと違い、このガードナーベルトは滑車の先から出ているストリング(紐)をギューーっと引いて矯正する。
引けば引くほどストリングが絞られるので、嫌でも骨盤が起こされ関節の上に関節が乗る。イコール綺麗な姿勢になる。
長時間の着用には向いていない
かなりのホールド力、締め付け力なので長時間の着用は腹部が圧迫されて、かなりしんどい。ここがこのベルトのデメリット。
実際、職場の催事イベントで8時間立ちっぱなしだった時は途中で外した。
また、自分は趣味で筋トレをしているが、運動時の着用もいまいちだった。確かに腹圧はかかるが背中側のサポートが大きい分、動作によっては背中にサポートの端がささって痛かった。なので筋トレ時は革ベルトを着用している。
3年保証は必要ない
ガードナーベルトは購入から3年間は保証がついており、ストリングの交換等もしてくれる。ただ考えてみてほしい。3年間も保証をつけるということは、それだけ強度に自信があるということではないだろうか。
さらに万が一、ストリングが切れても公式サイトで購入できる。価格も990円。
これらを踏まえると、2,000円多く出して公式のガードナーベルトを買うよりも、ジェネリックの「カシャーン」を買って、ストリングが切れたら買う。の方がコスパが良いと思う。
さらにガードナーベルトは滅多に試着会をしていないのに対して、カシャーンはハンズでいくらでもできる。実際に自分もカシャーンを試着した後にガードナーベルトを購入したが全く同じ。横に並べられたら違いが分からない。
姿勢改善の根本的な解決にはならない
最後に、「ガードナーベルト」でも「カシャーン」でも、他の矯正ベルトでもそうだが、ベルトを外した途端に腰がズーン...と重くなる。要はこれが自分がしたい姿勢であり、その姿勢は崩れている。
いかに綺麗な姿勢を自力でキープできるかが腰痛改善や姿勢改善には大切なのであって、ベルトありきになっては意味がない。矯正ベルトはあくまで「サポート」であり、これがメインになってしまうとむしろ筋力は弱まってしまうと思う。
日常的な着用はできるだけ避け、「胸を起こす」「骨盤を正しい位置に置く」などの綺麗な姿勢のポイントを意識できるようになる。着用は限定的にしておいた方が良い。