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【Oura Ring Gen3レビュー】3年着用。まずは現状を知るべし。

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睡眠記録から日常の運動記録、心拍数まで身体の状態を可視化させてくれるガジェット「Oura Ring」。今回はこのOura Ring(オーラリング)を3年間ほぼ毎日着用して得た実体験を基に、デバイスの利点や注意点を深掘りする。本記事では、購入動機から日常での活用方法、そしてどのような人におすすめかを詳しく述べていく。

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結論:記録を見返すことが大事

Oura Ringは、指輪型デバイスながら高度なセンサーを搭載し、睡眠や活動の詳細なデータを提供してくれる。これを使い続けた結果、自分の感覚と実際の測定データにズレがあることを実感した。

例えば、疲れを感じない日でも睡眠スコアが低い日があり、その理由を見返すことでストレスや生活習慣が原因であることに気づけた。また、自分では気づかない些細な体調の変化も、このデータが教えてくれる。

ただし、データを得るだけでは不十分。毎日スコアを確認する癖をつけないと、体調不良の兆候を事前に察知し予防に繋げることは難しい。Oura Ringは、"データを元に行動を変える"ことで初めてその価値を発揮する。

購入に至った経緯

Oura Ringを購入したきっかけは、睡眠の質を改善したいという思いがあった。何となく寝不足を感じる日が多かったものの、自分の睡眠状態を具体的に把握していなかったため、現状を正確に知る必要があると感じた。

他のウェアラブルデバイスも検討したが、Oura Ringは指に装着するだけで違和感がなく、24時間データを記録できる点が魅力であった。また、そのデザイン性から日常のファッションに溶け込む点も購入を決めた理由の一つである。

導入しただけでは体調は変わらない

Oura Ringは体調を劇的に改善する"魔法の指輪"ではない。重要なのは、測定結果をもとに何をするかである。

例えば、睡眠スコアが悪い日が続いた際に、寝具を見直したり、就寝前のルーティンを変えたりすることで改善が見られた。

例えば、寝る直前に何か食べた時も拍動に影響が出るらしく、翌朝アプリから「就寝前、何か食べましたね?」と通知がきてバレてしまう。なので食生活や運動習慣を見直すきっかけとしても役立った。

つまり、Oura Ringは"気づき"を与えるツールであり、行動を変えるためのきっかけを提供する存在である。

睡眠スコアは質の良し悪しではなく量で決まる

合計睡眠時間が長いとスコアは高くなりやすい。

Oura Ringの睡眠スコアは、睡眠の質よりも"量"によって大きく影響を受ける。たくさん寝ることがスコアを向上させる一番の方法である。これは、トップアスリートである大谷翔平が"質より量"を重視している考え方とも一致する。

もちろん、質も大切だが、短時間しか寝られない日が続くとスコアは著しく下がる。この点を理解することで、無理のない範囲で睡眠時間を確保するよう心がけるようになった。

購入はAmazonより直輸入がおすすめ

購入を検討しているなら、公式サイトからの直輸入をおすすめする。円安の影響で国内代理店を通すと価格が高くなるため、直接購入した方がコストパフォーマンスが良い。

公式サイトは英語表記だが、翻訳アプリを使えば特に困ることはない。発送には多少時間がかかるが、それ以上にコストを抑えられる利点が大きい。

Oura Ring 公式サイト

どんな人におすすめか

Oura Ringは、睡眠の質を改善したい人だけでなく、運動習慣がある人にもおすすめできる。リングにはGPSが内蔵されており、ランニングやウォーキングのルートを記録することが可能だ。

また、Oura RingはApple WatchやiPhoneと連携が可能で、運動データの記録が重複する心配もない。これにより、異なるデバイス間での一貫性が保たれる点が魅力である。

さらに、体調管理を重視する人やデータに基づいた生活改善を求める人には特に適している。見た目もシンプルで、日常生活に馴染みやすいデザインであるため、ファッションに敏感な人にも抵抗感が少ない。

ここが残念:管理アプリがサブスク

リング自体は買い切りだが、アプリで記録を管理するためにはサブスク契約が必須となる。(月額1,500円くらい)購入したら無料で管理できる訳ではないので、その点は注意が必要。

以下はその他の内容。

その他の内容

  • 月額プラン
    Oura Ringは購入後、データ解析のために月額プランが必要となる。ただし、定期的な更新によりアプリ機能が進化しているため、コストに見合う価値がある。
  • 充電の頻度
    バッテリー持ちは1回の充電で約7日間。充電を意識する頻度が少ないのは、日常使いにおける大きなメリット。
  • アップデート
    定期的なファームウェア更新により、新しい機能が追加されることがある。長く使い続けても飽きが来ない工夫がされている。

データを活かせば生活が変わる

Oura Ringは、単なるデータ記録デバイスではなく、行動変容のきっかけを与えるツールである。自分の体調や習慣を客観的に把握し、改善するための具体的なアクションを導き出せる。

3年間使用して感じたのは、記録を見返し、そのデータを基に生活を見直す重要性である。購入を検討している人は、自分の生活改善意識や目標に合うかどうかを考えた上で選ぶべきだろう。

  • この記事を書いた人

クレヨン

関西出身。元アスリートの経験を活かすべく、パーソナルトレーナーに。 トレーナー歴10年。 2025年からは不動産業も開始。 「水曜どうでしょう」が好きなのでこのサイトタイトルに。

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