
この記事は Apple Watch初心者よりも、現在すでに無印Apple Watchを持っていて、Apple Watch Ultraにアップグレードしようか悩んでいる人にこそ読んでほしい。
というのも、俺もApple Watch series7から始まって、数年使用した後にApple Watch Ultra2に乗り換えた。だから今回はその経緯と乗り換えた感想をレビューしていきたい。
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結論:運動習慣があり記録を残したい人におすすめ

Apple Watch Ultra2は、特にアクティブなライフスタイルを送る人向けに設計されている。
GPSの精度や、気圧高度計などの機能が充実しているため、運動時の記録精度が非常に高い。ランニングや登山、ダイビングなどの運動を定期的に行い、細かなデータを記録したい人には最高のツールとなる。
ランニングのペースや心拍数のトラッキングが正確で、分析が楽しい。特にトライアスロンやウルトラマラソンをするような人は、最良のパートナーだと思う。
一方で、これらの機能を活用しない生活スタイルの人にとってはオーバースペック。通知、音楽再生程度しか使わないなら、無印シリーズとかSEで十分。
そもそもApple Watchは必要不可欠なのか
結論から言うと、Apple Watch自体が生活に必要不可欠かというと、そんなことはない。なくても特に困らないし、持っているからといってQOLが劇的に向上するわけでもない。
たとえば、スマートフォンでできることの多くは、Apple Watchでもできる。通知確認、タイマー、音楽操作。
便利だけど、それらが劇的な効率化を生むわけではない。
ちなみに通話機能は絶対に使わないからApple WatchのためだけにSIMカードを発行するのはおすすめしない。
Apple Watchがあって良かったという場面といえば、運動時や手がふさがっている時に、通知を確認したり音楽を操作できる点が挙げられるけど、これを必要不可欠と感じるかどうかは人それぞれ。
かゆいところに手が届く


Apple Watch Ultra2に替えて感じたのは、「細かいけど、これは嬉しい」というポイントの多さ。
中でも一番嬉しかったのが、Ultra2の特徴的なオレンジのサイドボタン。
これにワークアウトの記録開始を割り当てておけば、運動中に手間取ることがない。特に冬場、手袋をしたままでも操作しやすいのはすごく助かる。やはり物理ボタンは大事だ。
些細な部分だけど、この小さな便利さの積み重ねが、結果として満足感を高めている。
バッテリー持ちの恩恵はあまり受けていない

Apple Watch Ultra2のバッテリーは、無印シリーズに比べて格段に持ちが良い。公称値では約36時間(省エネモードで72時間)。ただ正直なところ、この恩恵を大きく実感することは少ない。
というのも無印シリーズを使ってた頃から、毎晩充電する習慣がついてたから、特に負担に感じたことがない。Ultra2のバッテリー性能が向上しても、毎日充電する感覚が染みついているので、特別便利になった感覚は薄い。
もちろん、長時間のトレーニングとか旅行ではこの性能が役立つ。でも日常的には、バッテリー持ちの良さを体感する機会は少ない。
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良かった点 / 悪かった点
良かった点
- タフなデザインと耐久性 チタン製のケースとサファイアクリスタルガラスで、アウトドアでの使用に最適。高価な分、安心感がある。
- 明るいディスプレイ 太陽の下でも視認性が高く、運動中でも情報が確認しやすい。
- 独自のサイドボタン カスタマイズ性が高く、ワークアウトモードの即時開始や、アプリ起動に便利。
悪かった点
- 価格 他のApple Watchシリーズに比べて価格が高い。運動目的以外の用途では割高感がある。
- 重さ 無印シリーズと比べて若干重い。慣れるまで違和感がある。
- 充電器の互換性 一部の旧世代充電器では効率が悪い場合がある。
無印シリーズには戻れない

最後に、個人的に一番強く感じたこと。それはUltra2を使い始めると、もう無印シリーズには戻れない。
特にサイドボタンの便利さ。ワークアウトモードの開始や、特定のアプリを起動するカスタマイズは、一回使うと手放せない。
無印シリーズではこれができないから、ultra以外に戻すとストレスを感じるだろう。
また、ディスプレイの視認性や耐久性。これもUltra特有の強みで、アウトドアでの使用が多い人には非常に魅力的。
Apple Watch Ultra2は、運動習慣がある人や、アウトドアでの使用頻度が高い人には間違いなくおすすめできる。しかし日常使いがメインの人や、Apple Watch自体にそこまでのこだわりがない人にとってはオーバースペック。
購入を迷っているなら、自分の生活スタイルを一度見直してみると良いかもしれない。
Ultra2は間違いなく素晴らしいデバイスだけど、その価値を最大限引き出せるユーザーは限られているだろう。
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