
ロードバイクを買う時に知っとかないといけないこと、それは予算+5万は見ておかないといけないということ。
というのも、ロードバイクを買う時には本体だけでなく、必ず必要なものばいくつかあって、それらはロードバイク本体には付属してこないんだ。
例えば予算が30万円として、30万円のロードバイクを買ってしまう。すると、走行時に必要なものが買えなくなる。
結果、乗れなくなるといった事態に陥る。
そうならない為にも、最近ロードバイクデビューをした俺が最低限必要なものと、あった方が良いものをまとめたから、これからロードバイクをやってみようと思っている人は参考にしてほしい。
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ロードバイク本体以外は基本オプション扱い

自転車屋でロードバイク(完成車)だけを購入しても、それに乗って走ることはできない。
なぜなら漕ぐのに必要なペダルが付いてないし、ライトやベルといった装着必須のものも付いてないからだ。
つまり、自転車屋に売ってるロードバイクは、あくまでロードバイク本体のみであり、それ以外はオプションって扱いなんだ。
これを知らずに財布の中身ギリギリの車体を買ってしまうと、結果乗れないという事態に陥ってしまうから注意。
必ずいるもの
まずロードバイクを購入したら、セットで必ず買わないといけないものが3つ。
漕ぐための「ペダル」、夜間に前方を照らす「フロントライト」、地域によっては条例で装着義務がある「警報器(ベル)」だ。
ペダル
まずこれがないと走らせることができない。
自転車を購入する際に一緒に購入することになると思うが、ショップによっては高価なものを勧められる場合がある。
俺もそうなんだけど、ロードバイク初心者に高価なペダルはまず必要ないし、ビンディングペダルなんて買わされたら、セットでシューズまで購入しないといけなくなる。
ただでさえロードバイクは乗りこなすのに時間がかかるのに、ビンディングシューズなんて最初から履いたらまず立ちごけする。
最初は安価なフラットペダルで十分だ。
もし今後ビンディングシューズを履く可能性があるなら、片面がフラットペダルのビンディングペダルがおすすめだ。
フロントライト
これも装着必須。
最近のライトは充電式がほとんどで、明るさによって価格が変わる。
軽いものだとCATEYEが有名で、リアライトとセットになってるものもある。
ただし軽い分バッテリーも小さく、夜間走行1時間でも3日持つかどうかといったところ。
せめて1週間は持ってほしい。
重さを気にしないなら、1週間以上持つものもある。
クロスバイクを買った時にセットで買ったんだけど、これはバッテリーがめちゃくちゃ持つ。
購入してから1ヶ月で、充電したのは最初の1回のみ。
ライト本体にバッテリー残量も表示されるから、いつライトが消えるか不安になることもない。(CATEYEは残量表示はない。)
重さにこだわらなければこっちがおすすめ。
ベル
ベルは場所によっては条例で必須となっているんだけど、安いものだから装着しておくのをおすすめする。
自分の住んでる地域がベル必須でなくても、遠征先が着用必須の地域かもしれない。
そうなった時に慌てて自転車屋を探すのもめんどくさいし、そもそもロードバイクに取り付け可能なベルがあるかどうかはわからない。
(ちなみにママチャリのものをロードバイクに流用することが出来ないものも多い。)
数百円のものだし、お守りと思って装着しておくのが良い。
あった方が良いもの
必ずいるものは上の3つなんだけど、快適なライドを楽しむ為にあった方が良いものもいくつかある。
特にスピードが出せるロードバイクに乗るなら、ヘルメットは絶対にあった方が良いし、ロングライドをするならパンク修理キットは一通り揃えておいた方が良い。
ヘルメット
「ヘルメットなしでも行けるっしょ。」って最初は思ってたんだけど、いざスピードを出して漕ぐとまあまあ怖い。
特に夜間は視界も悪くなるし、事故に遭う確率も高くなる。着用努力義務とはいえ、やはりヘルメットは被って乗った方が良い。
俺が被ってるのがこれ。軽いし、通気性も良いからロングライドでも疲れない。
サイクルパンツ / ビブショーツ
ロードバイクはママチャリと違って、シートが細長で硬い。だから普通のズボンやジャージなんかでは30分も乗ってるとお尻が痛くなる。
快適に乗るには、お尻にクッションが付いたサイクルパンツやビブショーツを着用した方が良い。
俺はロードバイクを購入して20km先の自宅まで漕いで帰ったけど、サイクルショーツを履いてなかったから地獄を見た。
グローブ
手汗が気になる人はグローブをつけるのがおすすめ。
手のひら部分にクッション材があるから、ハンドルからの振動が緩和され疲れにくくなるメリットも。

テールライト
フロントライトは必須なんだけど、リアライトは任意なんだ。
だけど夜間走行では車も視界が悪いから、こちらから存在感を示すことで事故を防ぐのが重要。
特に山の中だと街灯も少なく道も悪いから、リアライトで居場所を周りに知らせるのが大事。
盗難防止ロック(鍵)
ロードバイクはとにかく盗まれやすい。そして部品を取られ転売される。
なので盗難を防ぐ為にはセキュリティレベルの高い鍵でロックするのが重要。
盗られる前に「この鍵、潰すのに時間がかかるからやめとこう」と思わせる。その為にも、頑丈な鍵でロックした方が良い。
俺が使ってるのはABUS(アブス)のブレードタイプの鍵。
セキュリティレベルも7で、そうそう破壊されない設計。
予備チューブ
ロードバイクはタイヤが細いからパンクしやすい。
ロングライドした先でパンクでもしたら自分で修理しないといけない。
その為にも、予備のチューブは常に携帯しておきたい。
携帯工具
パンク修理で必要なものはチューブだけではない。
フレームからホイールを外すための工具が必要になる。
携帯工具を持っているだけで、パンク修理はもちろん、それ以外のちょっとした機材トラブルにも対応できるから持っておいた方が良い。

タイヤレバー
これはあってもなくても正直どっちでも良い。
パンク修理の際にあれば作業が捗るものなんだけど、最悪なくてもできる。

工具用ボトル
上にあげた工具や予備チューブを収納する工具用ボトル。
特にパンク修理キットは一式揃えて携帯して方が、万が一の場合でも対処できる。
俺は予備チューブ×1、携帯工具×1、小型電動ポンプ×1、タイヤレバー×2、500円玉×2を入れてる。

電動空気入れ
これは買って良かったものランキングにノミネートするくらい良かった。
ロードバイクはタイヤが細いから、すぐに空気が抜けてしまう。
だから乗る度に空気を入れないとダメなんだけど、これを使えば一瞬で入るしめんどくさい空気圧設定も自動でしてくれる。
俺は自宅用にAALの電動空気入れを、携帯用にCYCPLUSの電動空気入れを購入した。
ボトルケージ
ボトルケージに関しては種類が多すぎるから、デザインと値段で選んで良い。
ドリンクボトルだけでなく、パンク修理キット等を収納する工具用ボトルも装着できるから、2つ装備した方が良いだろう。

警報アラーム
とにかくロードバイクは盗難率が高い。
盗ませない為には威嚇することが大切なんだ。ということで警報アラームも検討してみてほしい。
おまけ
ここまでおすすめしてきた物は全て俺も購入したし、ロードバイク生活をより豊かにしてくれる物ばかりだった。
ここからはまだ俺も購入していないけど、近々購入予定の物たち。
ここにあげる商品もあった方が良いものばかりである。
サイクルコンピューター
ロードバイクに乗るならやっぱり憧れるサイクルコンピューター(サイコン)。
ルート案内や心拍数、ケイデンス等を一台で管理できるから、便利すぎるし乗るのが楽しくなること間違いない。
ガーミンは高いからカロスデューラを検討中。
追記:中古のGARMIN EDGE840を購入しました。
メルカリで中古のGARMIN EDGE840が出品されてたので、そちらを購入しました。
その時のサイコン使用ドタバタ劇は下記の記事。
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レックマウント
サイコンやスマホ、ライトなんかをハンドルに装着すると一気にごちゃつくしスマートじゃなくなる。
そこで検討したいのがレックマウント。
これを装着することで、ハンドル周りを綺麗にすることができる。
装着方法も簡単だから、サイコンやスマホをロードバイクに装着したい人にはおすすめ。
縦置きサイクルロッカー
現状はロードバイクを室内の壁に立てかけてるんだけど、やっぱりというか、それなりに存在感があるんだ。
少しでもスマートに収納するために検討してるのが縦置きサイクルロッカー。
通常の縦置きタイプは前輪にフックをかけて固定するんだけど、この商品はペダルを利用してロックするんだ。
シンプルなロック方法なんだけど理にかなってるし、ホイールを傷つける心配もない。
まとめ
こうやって一つ一つ挙げていくと、改めて本体以外の出費がかさむと実感する。
まあ一通り揃えればランニングコストはそこまでかからないんだけど、初期投資が大きすぎる。
これからロードバイクを始めようと思っている人は、この辺も視野に入れながら車体を選んでほしい。
今回紹介したものは下記からも購入可能。
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万が一のロードサービス
ロードバイクでトラブルが起きると、場面によっては対処が難しいケースも出てくる。
そんな時の為に検討したいのが自転車のロードサービス。
使わないに越したことはないんだけど、万が一の場合に備えて検討しても良いだろう。

この記事どうでしょう
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