
今回はマンションのベランダでもできるロードバイクの洗車手順を紹介していく。
持ち家であれば軒先でできるんだけど、マンションだとそうもいかない。
水の確保も一苦労。
そんな悩みもこの記事を読み終える頃には、ロードバイク洗車がマンションで簡単にできるようになっている。
早速解説していく。

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目次(クリックでジャンプ)
用意するもの
マンションのベランダでロードバイクを洗車するために必要なものは下記。
自転車専用の物も売ってはいるが、ホームセンターに売ってる物で代用できるものもある。
大事なのが水の導線。
ベランダにホースを引き込むんだけど、その際できるだけ近い蛇口を選択したい。
シャワー、台所、洗濯機用蛇口。
それぞれにあった蛇口ジョイントを選択する必要がある。
洗車に使うスタンド
ロードバイクの洗車で絶対に必要になるのがメンテナンススタンド。
サドルのスポークを挟むタイプと、後輪ドライブシャフトにセットするタイプがある。
俺は後輪にセットするタイプを選んだんだけど、この際、乗っている車種によってメンテナンススタンドの種類が変わるから、事前に確認が必要。
俺が乗ってるロードバイクは後輪がクイックリリース式。
そのためメンテナンススタンドの片軸はハンドルの受け部(車輪の左側)、もう片軸は凸部(車輪の右側)になっている。

ロードバイク本体をスタンドにセットして、シャワー(ホース)を蛇口からベランダに引き込む。
ここまで準備ができたらいよいよ洗車開始。
アクセサリー類は外しておく
洗車を始める前に、フロントライトやテールライト、ツールボックスなど外せるものはできるだけ外しておく。
ちなみにボトルケージは外さない。
ライド中に付着した飲み物の跡を落とすためだ。

忘れがちなテールライトも外しておく。
ちなみに俺が使ってるテールライトは盗難防止ブザーも兼ねてる。(画像クリックで商品ページ)

フロントライトやスマホケースも外しておく。
レックマウントのマウントも外すのをおすすめする。俺は外さない。

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洗車はチェーン周りから始める
洗車は必ずチェーンやスプロケットといったドライブ周りから始める。
理由は、この部分が一番汚れやすく時間もかかるから。
先にフレームから洗い始めると、せっかく綺麗になってもチェーン洗浄で汚れや油が飛んでしまう。(ペダルを回しながら洗浄するから飛んでしまう。)
① チェーンディグリーザーで汚れを浮かす

まずはチェーンディグリーザーで汚れを浮かす作業から。
後輪のスプロケット部分にチェーンディグリーザーを吹き付ける。

ブラシをスプロケット部分に当ててペダルを回転させる。
この時、ペダルは反時計回りに回す。(タイヤは回転させない。)

チェーン、スプロケット、ディレイラー周りも一緒に洗浄。
汚れ具合にもよるが、1ヶ月に1度程度の洗車だと、チェーンディグリーザーを使った洗浄は1回くらいで良い。
もし汚れがひどい場合はこの工程を2〜3回行う。
② チェーンクリーナーで浮いた汚れを落とす

チェーンディグリーザーで浮かせた汚れを落としていく作業。
これもスプロケット部分にチェーンクリーナーを噴射してペダルを回す。
この時、スプレーがブレーキディスクに飛ばないよう注意

フレームやホイールを洗浄

ドライブ周りの洗浄が終われば、あとはフレームやハンドル、ホイールなど、残ってる部分を洗浄していく。
まずは全体に付いた埃や泥を落とすため、水をかけていく。
この時、水をかけずにいきなりスポンジで擦ってしまうと、砂などで傷をつける可能性があるから、必ず最初は水を全体にかけるのをおすすめする。
また、シャワーの水圧は強すぎるとベアリング部に水が侵入する可能性があるから、弱めが良い。
中性洗剤でフレームを洗浄

今回はマックオフの自転車用洗剤を使ったけど、これに関しては中性洗剤であれば、食器用でも何でも良い。
全体を濡らしたら、洗剤を適当に吹き付けて磨いていく。

- フレーム全体
- フォーク周り
- ホイール、スポーク
- ハンドル、STIレバー周り
- サドル、シートポスト
これらを中性洗剤でしっかり落としていく。
一通り洗浄を終えたら再度水をかけて洗剤を流していく。

水置換スプレーで水分を落とす(しなくても良い)

これはやってもやらなくても、どっちでも良いんだけど俺はやる。
スプロケット部分やクランク周りなど、水分を拭き取れない箇所にこいつを吹き付けると水分を飛ばしてくれるという不思議なスプレー。
といっても、ロードバイク自体すぐに水分を拭き取らないと錆びるとかそういったものでもない。
何度も言うがかけてもかけなくてもどっちでも良い。
チェーンオイルを差して数時間放置

洗車から拭き上げまで終えたら、最後にチェーンオイルを差す。
これもブレーキディスクにかからないよう注意しながら拭いていく。
チェーン全体に差したいのでクランクペダルを回しながら、ちまちま吹き付けていく。
チェーン全体にオイルを差せたら、何回転か回し馴染ませる。
最後にウエスや雑巾で余分なオイルを軽く拭き取ったら終わり。
あとはオイルが完全に馴染むまで数時間そのまま置いておく。

ロードバイクの洗車はスペースがなくてもできる

洗車と聞くと広い場所が必要なイメージだけど、実際は自転車と人が入るスペースがあれば十分可能なんだ。
水の導線も蛇口用アタッチメントで解決できる。
これならマンション住まいであっても、わざわざ外に持ち出したりする必要はなく、ベランダで洗車できる。
ロードバイクおすすめ洗剤一覧
- AZ チェーンディグリーザー(汚れ浮かし用洗剤)
- シュアラスター チェーンクリーナー(汚れ落とし用洗剤)
- マックオフ 自転車用洗剤(フレーム、ホイール用洗剤)
- マックオフ バイクプロテクト(コーティング剤)
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