
今年も例年通りAppleの新製品発表会が行われ、iPhone17シリーズ、Apple Watch11、ultra3、AirPods Pro 3といったアップル信者3種の神器が発表された。
現在iPhone15 Proを使ってる俺はバッテリー持ちが気になってて、そろそろ買い替えを検討している。
だからこの発表会を楽しみにしてたんだけど、思ったほどときめかなかったのが正直なところ。
と同時に思った。
「そもそもハイエンド機種じゃないといけない理由ってなに?」
なのでここは一旦冷静になるとともに、果たしてハイエンド機種は必要なのかについて掘り下げていきたい。

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これまではとにかくハイエンド機種

iPhoneは5Sから使い始めてからずっとハイエンド機種を使い続けてきた。
「ハイエンド機種であれば現時点での最新機能てんこ盛りだし、不便はないだろう。」
ってのが使い続けてきた理由。
俺はだいたい3年周期で機種変更をしてきたから、その時点でのハイエンド機を選んどけば大丈夫っしょ。って感じでハイエンド機種を選択してきた。
俺のiPhone歴
- iPhone5S:2013年9月〜2016年9月(3年使用)
- iPhone7 Plus:2016年9月〜2017年11月(1年2ヶ月使用)
- iPhoneX:2017年11月〜2020年10月(3年使用)
- iPhone12 Pro:2020年10月〜2023年9月(3年使用)
- iPhone15 Pro:2023年9月〜現在
iPhone7 Plusだけ1年で買い替えたのは、サイズが大きすぎたから。
あれは買って1時間で後悔した。
片手で操作しにくいし、とにかく重い。
苦痛の1年だったのを覚えている。
それ以外は基本3年周期って感じだ。
iPhone15 Proの不満点はバッテリー持ちだけ

現在使用しているiPhone15 Proの不満点はバッテリー持ちと発熱のしやすさに関してだけ。
逆にそれ以外は全く不満がない。
写真も動画も綺麗に撮れるし、ゲームも動画もさくさく動く。
総合的に見たらいまだに満足度の高いiPhone15 Proを最新機種に変えたところで感動は薄い気がしている。
iPhone17 Proは17万越え

円安の影響もあってかiPhone17 Proの価格は、最小容量の256GBで17万9,800円。
償却期間が2年とすると、年間約9万円。3年でも年間6万円。
いやいや、年収6万円アップさせるのがどれだけ大変か。
2〜3年おきにこんな大きな買い物をしている自分に引く。
ここは一旦冷静になって、しっかりと検討しないといけない。
ハイエンド機種ならではの機能を使ってるか

ハイエンド機種を買うのが悪いと言ってる訳ではない。
しかし、本当にハイエンド機種ならではの、ハイエンド機だからこその機能を使ってるのか。
無印iPhoneではダメなのか。
てか、無印とProの違いってどれだけあるの?
この辺もしっかりと熟考しないといけない。
使ってる機能の9割はミドル機種で足りてた
今回の発表会で個人的に感じたProシリーズの魅力は望遠レンズ。ただそれだけ。
というのも、俺は甲子園によく行くんだけど、その際にズームで撮影するとどうしても画質が落ちるんだ。
それが綺麗に撮れるならProもありかなって思ってたんだけど、
いや待てよ、と。
中古のデジタルズームができる一眼レフを買った方がトータル安くなるんじゃないか、と。
そうなってくると、もはやProを使うメリットは薄くなってくる。
現在も野球観戦以外での撮影で望遠レンズを使うことはほとんどないし、使ってる機能の9割以上はProでなくてもできる。
つまり無印iPhoneでも十分だったんだ。
「良いもの」と「高機能」は別

決してハイエンド機種が悪いというわけではなく、要はケースバイケースで選ぶのが大事なんだ。
いくら高機能であっても使わなければ意味がない。
逆に機能は最低限でも使いやすく動作も快適であれば、それは「良いもの」と言えるだろう。
80歳の高齢者にとっては、らくらくホンと最新のハイエンドスマホはどちらが「良いもの」かといえば、間違いなく前者だ。
要するに高機能=良いものではなく、自分にとっての「良いもの」を選ばないといけないし、それがハイエンド機であるなら迷わず買うべきだと思う。
ハイエンド機種だからこそ良かった物
とはいえ俺もミドル機種かハイエンド機種かで悩んだら、大は小を兼ねる精神でハイエンド機種を選択しがちなんだ。
そこでここでは「ハイエンド機種だからこそ良かったもの」を2つほどピックアップしていく。
Apple Watch Ultra
Apple Watchに関してはUltraを選択して良かったと言える。
まずバッテリーが1日以上持つから、うっかり充電を忘れても問題ない。
流石にGARMINウォッチのように3週間とはいかないが、無印のように1日でも充電を忘れたらアウトってこともない。
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そして、アクションボタン。
俺は筋トレをするときにフィットネスアプリのワークアウトを起動して計測してるんだけど、そのワークアウトをアクションボタンに割り当てることで一発起動ができる。
これがめちゃくちゃ便利で、一度使い出すともう無印には戻れない。
Apple Watchに関してはハイエンドのUltraを選択して良かったと言える。
Apple Watch Ultraに関する記事
ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機もハイエンド機種を買って良かったと思っている。
毎日使うものだからこそ、いろんなシーンを想定して選んだんだけど結果良かった。
購入時はアプリで外から洗濯予約なんて使うか?と思っていたけど、今や使い倒してる始末。
急な残業や帰宅が遅れる際にも外から洗濯予約をすることで、帰宅直前に仕上がる。
だから衣類にシワも入りにくくなる。
以前の記事でも紹介したように、一人暮らしをする際の必需品と言っても過言ではないドラム式洗濯機は、個人的に高機能なものがおすすめだ。
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ミドル機種で十分だった物
逆にミドル機種で十分だったものもたくさんある。
というか俺にはほとんどがミドル機種で十分だった。
その中でも無用の長物と感じているものをピックアップしていく。
超音波電動歯ブラシ
いわゆる電動歯ブラシだ。
これに関してはマジでミドル機種で良かった。
というのも、どれだけハイエンドだとしても所詮歯ブラシは歯ブラシなんだ。
もちろん歯磨きを軽視してるわけではない。
だけど電動歯ブラシってエントリー機種もミドル機種もハイエンド機種も振動数やモードの違いって正直大差がないんだ。
違いはトラベルケースや替えブラシが付属するかどうかだけって感じ。
基本性能はほぼ同じ。
綺麗に磨けるかどうかは機能よりも磨き手の腕次第。
初めて電動歯ブラシを買う人は絶対にハイエンドモデルはやめた方が良い。
ミドル機種までで十分だし、使ってて不満は出ないはず。
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電動シェーバー
これもハイエンド機種である必要はなかったと感じている。
初めての電動シェーバーでしかも髭が薄い俺には、6枚刃の高額モデルより、5枚刃のもので良かった気がする。
気にしていた深剃りに関しては毎回満足のいく仕上がりなんだけど、多分これ、5枚刃でも再現できる。
ただし、自動洗浄機だけはあって良かったと感じてる。
おかげで自ら分解洗浄したことは一度もない。毎朝本当に助かってる。
ミドル機種で自動洗浄機付きを狙うのが一番コスパが良いだろう。
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見栄を捨てたら本当に必要なものが見えてくる

ハイエンド機種にこだわる人はたいていオタクか見栄っ張り。
そして俺は見栄っ張りの方。
ただ、その見栄も1週間もすればどうでも良くなるんだ。
結局使うアプリも機能も何も変わらない。
その見栄の為だけに17万円以上も払うのかと考えると、急にばかばかしくなってくる。
オタクは置いといて、見栄でハイエンド機種を買ってる人は、その見栄を捨てるだけでまた新たな発見があるかもしれない。
あと、ハイエンド機種を使っててもそこまで相貌の眼差しなんてないのが現実。
iPhone17 Proは買うのか

で、結局お前はiPhone17 Proを買うのか?と聞かれると悩んでるのが正直なところ。
上でも書いた通り、望遠レンズには魅力を感じてるんだけど、それがどの程度なのか。
ここ次第で変わってくる。
俺が求める画質以上であれば検討したいが、そうでなければスルーって感じ。
その辺は実機を触ってからゆっくり考えたい。
ここまで長々とハイエンド機種について語った挙げ句、最後は煙に巻いてすまん。
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