
なにやらガジェット界隈が騒がしい。
なんでも超高性能なマウスが発売されるんだとか。
現状、Appleの純正マウス、「マジックマウス」を使ってるんだけど、どうやら上位互換のような使い勝手の良いマウスらしい。
その名も「Melt Mouse」。
マジックマウスにめちゃくちゃ不満があるという訳ではないんだけど、やっぱり充電中に使えないのは不便。
でもスマホのようにスワイプやスクロール操作が可能なのは便利。
そんなマジックマウスの機能を搭載し、かつ充電中も使用できるMelt Mouseが10月28日にクラウドファンディングでリリースされたから早速ポチってみた。
なお、実際に届くのは来年の9月とまだまだ先だから、今回は現状で判明しているMelt Mouseについての解説と俺が惹かれた部分を書いていく。

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目次(クリックでジャンプ)
マジックマウスの不満点

上にも書いたように現在使用しているマウスはApple純正のマジックマウス。
スマホのようなスワイプ、スクロール操作が可能で見た目も美しい。
と、ここまでは満足なんだけど問題は充電の仕様。
マジックマウスはマウス本体の裏面に充電端子があるというクソ仕様なんだ。


おかげで充電中はマウスが使用できない。
しかもこれ、初代だけならまだしもLightning端子からUSB-C端子に変わった第二世代でも同じ仕様。
つまり、Appleはこの仕様が美しく、ユーザーが喜ぶと思っているんだ。
充電中はマウスをひっくり返してお腹にコードをブッ刺す。
どこが美しいねん。
Apple マジックマウスのレビュー記事はこちら
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Appleのマジックマウスは疲れる?実際に使ってわかった使用感をレビュー
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充電中も使えるMelt Mouse

そんなマジックマウスの不満点を解消してくれるのがMelt Mouse。
というかここに関しては別にMelt Mouseがすごいって訳じゃなくて、マジックマウスがおかしいだけ。
おそらく世の中にある充電式マウスは、マジックマウスを除いて充電中でも使えるだろう。
「え、お前は充電中でも使えるマウスのために3万以上も出したん?」
と思うかもしれないが、ちょっと待ってほしい。
Melt Mouseがすごいのはここからなんだ。
重心を考えて作られた充電設計
マウスを有線で使う場合、従来のものはケーブル端子がマウスの上部(人差し指側)にくるせいで、ケーブルに引っ張られる感覚があり使い心地は良くなかった。
これはマウスの重心バランスが崩れることが原因。
そんな有線接続時の不満点もMelt Mouseなら解消してくれる。
というのもMelt Mouseはケーブルの接続部分がマウス下部の中央に配置されているんだ。


画像中央部の凹み部分が充電ポート
このデザインが使い勝手を劇的に向上させるらしい。
確かにここに着眼点を置いたのはすごいと思う。
「有線=引っ張られながらの操作が当たり前」と思っていただけに、有線でありながら無線接続と同じ操作感であれば作業時のストレスも減らすことができる。
Melt Mouseの仕様

Melt Mouseの仕様は下記。
削り出しのアルミボディと強化ガラスによってマジックマウスのような美しい外観が造形されている。
重量はmagic Mouseより少し重いんだけど、実はあえて軽くなりすぎないよう設計されてるらしい。
軽すぎず重すぎず、作業のしやすい重量で造られてるんだとか。
この辺は実際に届いたら追ってレビューしていく。
| 筐体素材 | CNC削り出しアルミニウム(ボディ)、強化ガラス(トップ)、プラスチック(MagSole) |
| 仕上げ | アルマイト処理(ボディ)、指紋防止(トップ) |
| サイズ | 約 120 × 65 × 35 mm |
| 重量 | 約115~130g |
| クリック | 高応答性LRA(Linear Resonant Actuator)による触覚フィードバック。物理スイッチは存在せず、圧力センシングと触覚フィードバックによりクリック感を再現。 |
| サイドボタン | 物理スイッチで作動する2つのボタン |
| 入力センサー | タッチパッド/圧力センサー |
| スクロール | タッチパッドによる上下・左右スクロールに対応。ノッチ感のオン・オフや、スムーススクロール・ステップスクロールの切り替えが可能。 |
| 接続方式 | Bluetooth LE / USB-C(有線・充電兼用) |
| 互換性 | Windows / macOS / Linux (※LinuxはMelt Studio非対応) |
| 専用ソフト | Melt Studio(キーマップ・感度・ハプティクス調整、FWアップデート対応)macOS/Windowsに対応 |
| 駆動時間 | 約2週間~1ヶ月(使用条件による) |
| 充電 | USB-C充電 |
| DPI | 最大 6000 DPI |
| マルチデバイス | 最大3台切替対応 |
| 保証 | 1年間の無償修理・交換サポート |
| 価格 | 通常価格:$280(¥39,000) 早期割 $50 OFF:$230(¥34,500)300個 Soldout 早期割 $40 OFF:$240(¥36,000)700個 早期割 $30 OFF:$250(¥37,500)3000個 |
Melt Mouseはテンキー搭載

「ウソみたいだろ。テンキーなんだぜ。これで。」
Melt Mouseはマウス本体にテンキーを搭載してるんだ。
しかも美しさを損なわないよう、LEDのドット柄で演出される。
テンキーの搭載されていないノートパソコンユーザーにとってこの機能はありがたすぎる。
これまで外付けのテンキーを持ち歩いていた人も、マウスとテンキーを一つにまとめられるんだから、Melt Mouseすげーって感じ。
ショートカットキーとしても使える
マウスに浮かび上がる12個のLEDは、順に0〜9+記号と、テンキー対応してるんだけど、実はこのLED一つ一つにショートカットキーとしての役割を与えることもできるんだ。
例えばショートカットキーモードで「 1 」を押すとフォトショップを起動。「 2 」を押すとメールアプリを起動といったことも可能なんだ。
やっぱMelt Mouseすげーって感じ。
トラックパッドも搭載

テンキーだけでもすごいのに、なんとトラックパッド機能も付いちゃってるんだ。
縦横のスクロールもマウス上を指でなぞるだけ。もちろん掴む、離すといった動作も可能。
いちいちマウスを動かさなくても指でシュッとなぞるだけで操作できるから、手首の負担を軽減することができる。
iPhone 7のような触覚フィードバック
Melt Mouseのクリックは物理ボタンではなくタップ式。
だからクリックしてもカチカチ音は鳴らないし、マウスのトップ部分が押し込まれることもない。
その代わり、押した感が演出されるよう触覚フィードバックが搭載されている。
iPhone 7に搭載されていた感圧式ボタン(タプティックエンジン)のような感じで、押すと指先がブルっと震えるような仕様。
こうすることでクリック感を再現している。
ソール部分は交換可能

マウスって使ってると、ソール部分がマウスパッドとの摩擦でどうしても摩耗してしまう。
従来のマウスであれば買い替えるしかなかったんだけど、Melt Mouseはそのソール部部をが交換できるようになっている。
本体とソールにマグネットが搭載されてるから交換も簡単。
カラバリも豊富で5色で展開。好みによってソール部分のカラーを変えられるのも魅力の一つなんだ。
一度買ったら終わりではなくアフターも充実しているから、長い目で見たらコスパの高いマウスと言えるだろう。
Melt Mouseの懸念点

そんな高性能なMelt Mouseなんだけど、懸念点も2つほどあるんだ。
一つは「バッテリー持ち」に関して。もう一つは「マグソールの耐久性」に関してだ。
バッテリー持ちが心配
カタログでのバッテリー持ちは「2週間〜1ヶ月(仕様状況による)」とされてるんだけど、果たして実際はどれくらい持つのか。
マジックマウスの長所として、とにかくバッテリー持ちが良かっただけに、ここは少し心配な要素ではある。
(マジックマウスは2〜3ヶ月は充電いらずだった。)
充電スピードが早ければ、特に気にならないとは思うんだけど、長時間であれば少し考えものって感じがする。
マグソールの耐久性
マグソールの耐久性がどれくらいなのか。
マウスのソール部分が消耗品であることは理解しているが、どれくらい持つのかは少し気になる。
また、ソールと本体を繋ぐマグネット部分の強度に関しても、どれくらいの磁力なのかは気になるところ。
マジックマウスの上位互換であるMelt Mouse

他にもいろんな機能が盛りだくさんなんだけど、その辺は実際に届いてから詳しくレビューしていきたい。
マジックマウスの上位互換であること間違いなしのMelt Mouse。
購入方法は今のところ、Kickstarterというクラウドファンディングのみだから、気になる人は早めの購入(プロジェクト支援)をおすすめする。
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