
最近よく聞く「音声アシスタント」。
Siriとか、Googleアシスタントとか、アレクサとか。
便利そうではあるんだけど、実際どこが便利なのかイメージできない。
「別に声で操作しなくても、手でやればよくね?」って思ってるんだけど、よくよく考えると、それは「今までのやり方に慣れすぎてるだけ」なのかもしれない。
おそらく導入してみれば、「いかに今まで無駄な動きをしていたか」が分かるんだろう。
というわけで今回は、音声アシスタントを比較しながら、どれが最も使いやすく、生活を変えてくれるのかを探っていく。

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結論:スマートホーム化を目指すならアレクサ一択

先に結論から言うと、スマートホーム化を進めたいならアレクサ(Alexa)一択だ。
理由はシンプルで、対応している家電の多さと連携のしやすさが圧倒的だから。照明、エアコン、テレビ、ロボット掃除機など、ほとんどの主要メーカーがアレクサに対応している。
しかもEchoシリーズさえあれば、「電気つけて」「エアコン消して」といった操作が声だけで完結するんだ。
もう一つのポイントは、スキルという拡張機能を追加できる自由度の高さ。音楽再生から天気確認、さらにはSwitchBotなどのスマートデバイスとの連携まで、どんどんできることが増えていく。
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SiriやGoogleアシスタントも便利なんだけど、「家の中を自動化したい」「音声で生活を完結させたい」なら、やっぱりアレクサが一番現実的。
音声アシスタントとは

そもそも音声アシスタントってなに?ってところからなんだけど、これは声で指示を出すことで、スマホや家電を操作できる仕組みのこと。
俺もがっつりは使ってないけど、料理なんかでタイマーをセットする時は使っている。調理をしながら「ヘイSiri、3分」と言うとSiriが「3分のタイマーをセットしました。」と言いながらカウントダウンを始めてくれる。
こんな感じで、手でセットするという「ちょいめんどい」事をやってもらうイメージだ。
俺はこのタイマーくらいしか使ってないんだけど、CMでよく見る「今日の天気は?」「リマインダーをセットして」「電気つけて」なんかも行動の中から省こうと思えば省ける。(=音声アシスタントが代わってくれる。)
仕組みとしては、音声をAIが認識して、その内容をクラウド上で解析し、対応する動作を返している。つまり「人の言葉を理解して、代わりに作業してくれる」いわばデジタルの秘書みたいな存在。
最近ではスマホだけじゃなく、スピーカーや家電、車の中などにも搭載されていて、特にスマートホーム化が進む中で、この音声アシスタントの存在感が一気に増している。
「Siri」「Googleアシスタント」「アレクサ」を比較
そんな音声アシスタントを今回は3つほどピックアップして比較、検討していく。
音声アシスタントの中でも代表的なAppleのSiri、Googleアシスタント、Amazonのアレクサだ。
| 項目 | Siri(Apple) | Google アシスタント | Alexa(Amazon) |
|---|---|---|---|
| 対応デバイス | iPhone、iPad、Mac、Apple Watchなど | Androidスマホ、Nestシリーズなど | Echoシリーズ、Fire TV、対応家電など |
| 得意分野 | Apple製品の操作、メッセージ送信、リマインダー設定など | 情報検索、ルート案内、質問応答など | 家電操作、スマートホーム連携、自動化設定 |
| スマートホーム連携 | △(HomeKit対応のみ) | ○(対応製品はそこそこ) | ◎(対応機器が最も多い) |
| 音声認識の精度 | ○(シンプルな命令に強い) | ◎(会話の理解力が高い) | ○(命令系の反応が速い) |
| カスタマイズ性 | △(自由度は低い) | ○(ルーティン設定あり) | ◎(スキル追加で拡張可能) |
| 対応プラットフォーム | Apple製品限定 | 幅広い(iOSでも利用可能) | Amazonアカウントがあれば利用可 |
| 価格帯 | HomePod mini: 約15,000円〜 | Nest Mini: 約8,500円〜 | Echo Pop: 約6,000円〜 |
| おすすめ ユーザー | Apple製品中心に使っている人 | Androidユーザー、情報検索重視の人 | スマートホーム化を進めたい人 |
それぞれ、得意・不得意があるから一つずつ解説していく。
① Siriの特徴【Apple HomePodシリーズ】

まずはAppleのSiriから。これはiPhoneにも搭載されてるから使ったことがある人も多いと思う。
iPhoneやiPad、Mac、Apple Watchなど、Apple製品との連携がとにかく強いのが魅力。
ただ、対応している家電やスマートホーム機器は限られている印象で、あくまでも「Apple製品の操作を声でやりたい人向け」って感じ。
特に対応している音楽配信サービスがApple Musicのみというのが欠点。
メリット
・iPhoneやMacでの音声操作(リマインダー、天気、スケジュールの確認など)
・AirPodsと連携させることでハンズフリー操作が可能
・Apple製品を統一しているユーザー向け
デメリット
・対応音楽サービスがApple Musicだけ
・外部サービスとの連携が他のアシスタントに比べて少ない
Siriを使うならHome Podがおすすめ
② Googleアシスタントの特徴【Google Nestシリーズ】

Googleアシスタントの特徴は、Google検索エンジンと連携していることによる情報処理能力の高さが魅力。
質問への回答精度も高く、自然な会話も得意。また、AndroidスマホやGoogle Home(Nest)との連携もスムーズ。
ただし、Apple製品との連携はやや弱いのがネックで、この辺はAppleと同じく自社製品同士の連携が主って感じ。
メリット
・Googleの検索エンジンを活用した情報収集(ニュース、天気など)
・GoogleカレンダーやGmailと連携したタスク管理
・スマートホームデバイスの操作(Google Nest、Chromecast)
デメリット
・Apple製品での使用には制限あり
・一部のスマートホーム機器はAlexaほど多様な連携がない
Googleアシスタントを使うならNest miniがおすすめ
③ アレクサの特徴【Amazon Echoシリーズ】

最後はAmazonが展開している音声アシスタントのアレクサ。
スマートホームとの相性が抜群で、家電の操作や自動化をしたいなら一番使いやすい。
Echoシリーズを中心に対応デバイスが多く、家の中の操作をほぼ声だけで完結できる。
また、スキル(拡張機能)を追加すればできることもどんどん増えるのが魅力の一つ。
メリット
・Echoシリーズを使った遠隔家電操作(スマートホーム家電)
・買い物リストやAmazonでのショッピング
・拡張機能を追加できるため、カスタマイズ性が高い
デメリット
・音声認識精度はSiri、Googleアシスタントに比べて劣る
・スマートフォン単体での操作に関しては、GoogleアシスタントやSiriほど便利ではない
アレクサを使うならEcho Popがおすすめ
まとめ:音声アシスタントで日常生活をアップデート
最初は「音声で家電操作ってそんなに便利なん?」と半信半疑だったけど、実際に調べてみると、アレクサを中心にスマートホーム化がどんどん進んでいるのが分かった。
SiriはApple製品との連携に強く、Googleアシスタントは検索や情報処理が得意。
その中でも「家の中を声でコントロールしたい」「生活をもっと自動化したい」って人にとっては、やっぱりアレクサが一番現実的で、かつ導入ハードルも低いんだ。
今後はアレクサ対応の家電もどんどん増えていくだろうし、一度使い始めると「なんで今まで手で操作してたんやろ?」って思うはず。
スマートホーム化の第一歩として、まずはアレクサの導入してみる。
ちなみにアレクサ対応スマートスピーカーであれば、AmazonのEcho Popあたりがコスパもよくておすすめ。
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