
各所でも書いてる通り、今年の6月からロードバイクを始めた。
これまで行った事のない場所に行ったり、風を感じながら走るのが心地よくて一気にハマったんだ。
走ってる時はスマホも触らないし無心になれるから、何か新しい趣味を探してる人はぜひともロードバイクに乗ってみてほしい。
ロードバイクはハードルが高いと感じる人はクロスバイクから始めるのも良いと思う。俺も最初はクロスバイクから始めて自転車にハマったと過去の記事でも書いた。
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と言ってもまだまだ俺も初心者だから、これからより本格的にやっていこうと思ってるんだけど、一つだけ改善したところがある。
それはライド中にBGMがほしいということ。
特にサイクリングロードは車も走ってないからスイスイ進むんだけど、それゆえに単調なんだ。
なのでロードバイクでも使えるイヤホンの購入を検討してるんだけど、通常のイヤホンは耳の穴を塞ぐから危ないということでNG。
そこで検討してるのが「骨伝導イヤホン」。
SNSなんかを見ててもロードバイク中に骨伝導イヤホンで音楽を聞きながら乗ってる人もいるみたいで、少しでも楽しいロードバイク環境を構築するために今回はいくつかピックアップしていく。

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目次(クリックでジャンプ)
骨伝導イヤホンとは
その前にまずは、そもそも骨伝導イヤホンとは?について簡単に解説していく。
普通のイヤホンは、鼓膜を振動させて音を伝えるんだけど、骨伝導タイプは「骨を通して音を伝える」仕組みなんだ。
具体的には、耳の前あたり(こめかみ付近)にスピーカー部分を当てることで、音の振動が頭蓋骨を通って直接「内耳(蝸牛)」に届く。つまり耳を塞がなくても音が聞こえるというわけだ。
この仕組みのおかげで、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるのが最大の特徴。
ロードバイクのように「外の音を聞くことが安全につながる」シーンでは、かなり相性がいいんだ。
骨伝導イヤホンと一般的なイヤホンの違い
骨伝導イヤホンと一般的なイヤホンの違いをざっくりいうと、「耳の穴を塞ぐか塞がないか」。
耳の穴を塞ぐ一般的なイヤホンは没入感が高く音楽に集中できる。一方、周囲の音は聞こえずらいからロードバイクのように周囲の音が聞こえないといけない場面では着用できない。
逆に骨伝導イヤホンは没入感こそないけど周囲の音はちゃんと聞こえる、いわばスーパーで流れてる館内BGM程度の聞こえ方って感じ。
| 通常イヤホン (カナル・インナー型) | 骨伝導イヤホン | |
|---|---|---|
| 音の伝わり方 | 鼓膜を振動させる | 骨(頭蓋骨)を通じて内耳に直接伝える |
| 耳の解放性 | ×(耳を塞ぐ) | ◎(耳を塞がない) |
| 周囲の音の聞こえ方 | 聞こえにくい | 自然に聞こえる |
| 音漏れ | 少なめ | やや多め |
| 快適性 | 蒸れやすい | 蒸れにくい |
| 向いてるシーン | 通勤、室内リスニングなど | ランニング、ロードバイクなど |
音楽 + 安全性
要するに、「音楽+安全性」を両立させたい人向けのイヤホンが骨伝導タイプってこと。特にロードバイクみたいに周囲の車や人の音を聞く必要がある状況では、これがめちゃくちゃ重要になるんだ。
骨伝導イヤホンの選び方
骨伝導イヤホンの選び方で重要なのが使用するシーン。
ランニングやロードバイクといったスポーツでの使用がメインであれば防水性能が大事になってくる。IPX5以上を基準に選んでいきたい。
IPX5:あらゆる方向からの水の直接的な噴流に耐えられる防水性能で、具体的には約3mの距離から毎分12.5リットル、30kPaの圧力で3分間、全方向から水を噴きつけられても有害な影響を受けない。
オンライン会議なんかで発言する場面が多い場合はマイクの性能にも気をつけたいところ。
また骨伝導が苦手な場合もあるから、その場合は軟骨電動タイプを試してみることをおすすめする。
① オーディオテクニカ ATH-CC500BT2
音響機器メーカーの老舗、オーディオテクニカの骨伝導イヤホン「ATH-CC500BT2」。
このイヤホンのすごいところは、骨を振動させない軟骨電動という最新技術を取り入れてるところで、骨電動特有の振動や圧迫感がないから、自然でクリアなサウンド体験ができるんだ。
またマイク性能も高く、騒がしい場所でも自分の声をクリアに相手に伝えることができる。
連続再生も20時間とバッテリー持ちも良いから、キャノンボールでもしない限り1回のライドで充電が切れる心配もない。
② Suunto Sonic
スポーツウォッチで有名なSuunto(スーント)から発売されている骨伝導イヤホン。
重さがわずか31gと超軽量で、ロングライドでも疲れないのが魅力。
防水性能もIP55対応だから汗や雨にも強い。
サウンド面はめちゃくちゃパワフルで、特に低音がしっかりしている。
また専用アプリをダウンロードすれば、サウンドモードをカスタマイズできるんだ。
③ Shokz Open Swim Pro
防水性能は最高レベルのIP68防塵防水。
名前の通り水泳でも使える骨伝導イヤホンなんだ。
さらにイヤホン本体に32GBのMP3プレーヤーを内蔵しているから、スマホからBluetoothで音楽を飛ばすといったことも不要。
ロードバイクでロングライドをしてると、スマホのバッテリーって結構減るんだけど、イヤホンから直接音楽を流せたら、スマホのバッテリーも節約できてありがたい。(もちろんBluetooth接続も可能)
④ Shokz Open Comm 2
この骨伝導イヤホンの特徴はマイク性能。
口元までマイクが伸びるから、自分の声をしっかりと相手に届けることができる。
ロードバイクにマイクって必要なくね?と思うかもしれないが、意外に使う場面は多かったりするんだ。
ライド中に電話がかかってくると、一旦停止して対応しないといけないけど、このイヤホンであればマイクを伸ばして話せるから停止する手間もない。
さらに、友人なんかとサイクリングに行く際も、会話しながら漕ぐことができる。
⑤ Shokz Open Run Pro 2
骨伝導の音質革命と言われてるくらいパワフルな重点音が特徴のOpen Run Pro 2。
例えるなら耳元でライブが開かれてる感じ?
マイク性能も高く、通話品質も申し分なし。
外部の音を取り込みながらもクリアに聞こえるサウンドで、トレーニングに集中できる。
こんだけ高性能なのに重量わずか29.5gで構造どないなっとんねんって感じ。
まとめ:スポーツ以外でも実用性の高いShokz Open Run Pro 2がおすすめ
紹介した5つの骨伝導イヤホンの中で最もおすすめできるのがShokz Open Run Pro 2。
今回は「ロードバイクで使うなら」をテーマにピックアップしたけど、ロードバイクを含む運動以外でも十分使える汎用性の高いイヤホンがOpen Run Pro 2。
逆に少しでも「コストを抑えたい」「初めて骨伝導イヤホンを使う」という人であればSuunto Sonicがおすすめだ。
もちろん安いからといって品質が悪いというわけではないので、マイク性能を重視しないのであればこちらでも十分満足できるイヤホンとなっている。
ロードバイク環境をアップグレードさせたい人はぜひ検討してみてほしい。
この記事どうでしょう
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