
4年ほど前に購入した除湿加湿一体型の空気清浄機が故障したから買い替えを検討しているんだけど、一体型って単体機に比べて圧倒的に品数が少ないんだ。
機能の有無でどちらにしようとかではなく、そもそも一体型があるかないか、あれば買うか買わないか。それくらいしか選択肢がない。
除湿器、加湿器を単体で買うよりオールインワンの方が絶対便利なのに、どうして少ないのか。いろいろ調べてる内にメリットに比べてデメリットやリスクが多いことが分かったから解説していく。

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目次(クリックでジャンプ)
一体型にこだわる理由

メリデメを解説する前に、そもそもどうして一体型に拘るのかってところなんだけど、理由は単純で「季節ごとの出し入れが手間」「収納場所を節約したい」の2点。
また、以前にも一体型を使っていたけど不便に感じることはなかったし、機能も十分と感じていた。
除湿器、加湿器をそれぞれ単体で運用する方が高機能かつ効果も高いのは分かってるんだけど、現状に不満がない。であればオールインワンである一体型が自分にとってのメリットが大きいからなんだ。
除湿・加湿一体型が少ない理由
ではなぜ除湿加湿一体型のモデルは少ないのか。それはメリットに対してデメリットの方が圧倒的多いからなんだ。今回調べただけでもメリット2つに対してデメリット5つって感じで、そらメーカーも力入れんわなって話。
除湿・加湿一体型のデメリット・口コミ

上にも書いたように除湿加湿一体型はメリットに比べてデメリットの方が多いんだ。具体的には下記で説明するんだけど、リスクに対する価格が見合ってない印象。特にカタログと実際の使用で乖離が大きいとの意見が多く、購入する際は実機を確認してからの方が良い。
① カビの繁殖リスクが高い
一体型は単体機に比べてカビの繁殖リスクが高い。加湿用の水や除湿した際の水をタンクに入れたままなので、常に中が多湿状態。
機構も単体機に比べて複雑な分、清掃が行き届きにくい。
どうしてもカビは繁殖しやすくなるんだ。
② 手入れが手間
カビが繁殖しやすくなるということは、それだけ清掃しないといけない手間も増える。
単体機であれば数ヶ月に一度であったり、出した時としまう時だけOKだったりするが、一体機は構造上、水の経路が複雑でどうしても多湿になってしまう。
カビの繁殖を防ぐためにも、乾燥させたり清掃をこまめにするといった作業が増えてしまう。
③ 故障リスクが高い
除湿と加湿を一台で行うので単純に故障リスクも高くなる。また故障した際の修理費用も単体機に比べ高くなりがち。
俺が以前に使用していた一体型も加湿ができなくなって修理見積もりを取ったら、本体とほとんど変わらないくらいの金額だった。
需要の少ない機器は交換部品も少なく、納期もかかる。ゆえに高額な修理費用となってしまうんだ。
④ 価格が高い
除湿加湿一体型はラインナップ自体も少ないし、何より本体価格が高い。
2つの機能を一つにまとめ、かつサイズもそれなりに抑えないといけないから構造が複雑になりがち。となるとそれなりの技術が必要だし価格も上がってしまうってわけだ。
⑤ 単体より機能が劣る場合あり
片方に特化しているのであれば機能をそちらに全振りすれば良いんだけど、一体型となるとそうはいかない。両方の機能であまりにも差があると、一体型として機能しないからどうしても単体機に比べ性能が劣ってしまいがち。
より高性能な機能を求めるなら、専用機を選んだ方が良いのは間違いない。
除湿・加湿一体型のメリット

デメリットに対してメリットが極端に少ない一体型。どれだけ捻り出しても俺が思うメリットは、下記の二つだけだった。ただ、俺にとってはこの二つのメリットが上のデメリットを補うくらいでかいんだ。
① 一年中使える
一台置いておくだけで、一年中快適な空間を作れるのは個人的なメリットとして大きい。夏も冬も専用機を出し入れする必要がないから、俺みたいなズボラな人間にはピッタリなんだ。
扇風機やヒーターを出し入れするのもめんどくさいのに、さらに除湿器や加湿器もと考えると、やはり一年中出しておける一体型のメリットは大きい。
② 収納場所に困らない
一年中出しておけるということは収納しなくて良いということ。つまり収納場所を作る必要がないんだ。
単体機であればどちらか一方は収納されてる訳だから場所を確保しないといけないけど、一体型は常に出しておけるからその必要がない。
ここも価格には表れない大きなメリットと感じる。
除湿・加湿一体型のおすすめ機種
① シャープ KI-SD-50-W

シャープの除湿加湿一体型は空気清浄機能も搭載されている。プラズマクラスター25000で除菌、脱臭もできるから一台3役なんだ。
価格も47,000円(Amazon)と一体型にしては安いのが魅力的。カラーはホワイトのみ。
② ダイキン MCZ704A-T

もう一つはダイキンの一体型機種「MCZ704A-T」。
特に除湿能力が高く、一日8〜9Lの除湿が可能。梅雨でジメジメした季節でも快適な室内を保つことができるんだ。
加湿能力も高く、最大18畳の広さまでカバーできる。ただし高機能な分価格も高い。
価格重視か出し入れの手間重視か
除湿器、加湿器をそれぞれ購入した方が価格も抑えられ、手入れの手間も減らすことができるが、収納場所や出し入れの手間が発生する。一方、一年中置いておける一体型ではあるが、こまめな手入れは必要となるし初期費用も高くなる傾向。
おそらく俺は一体型を選ぶと思うが、メリットに対して圧倒的にデメリットやリスクは多いことを覚えておいてほしい。
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