
久々の更新、雑記シリーズ「どうでしょう」。
というのも、3月の2週目からまるまる一週間入院していた。
結局はっきりとした原因がわからないまま退院したが、一週間の入院生活で感じたことがあるので、それを書いていく。

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大腸炎で入院

ついた診断名は「大腸炎」。しかしはっきりとした原因はわからず、「大腸炎だろう」という感じで収まった。
これまでに経験したことのない強烈な腹痛に襲われ、座っていることもできずひたすら、のたうち回るしかなかった。
例えるなら、腸をハサミの先でチョキンチョキンと切られている感じ。寝返りを打つだけでも激痛が走る、まさに生き地獄だった。
さすがにやばいと思い病院に行くと、そのまま緊急入院となった。
腹痛以外の症状はなし
熱や嘔吐などは全くなく、ただお腹が激痛というだけ。熱や嘔吐があれば食中毒や虫垂炎の可能性が高いが、その症状がなかったので医者も困惑していた。
深夜に入院となり、抗生剤と痛み止めの点滴を打ってもらったけど、全然効かない。
結局初日はあまり寝付けず、そのまま朝を迎えた。
最初は胃もたれ

お腹に違和感がで始めたのは入院する一週くらい前から。最初は胃もたれのような感じで、お腹全体が重い感じから始まった。
そこから日を追う毎に、右下に痛みが局所的になっていったという感じ。それでも入院前日は普通に活動できていたし、筋トレもできていた。
朝起きると激痛

入院することになる日の朝に、急激に痛みが出てきた。
昨日までの胃もたれの延長のような感じではなく、激痛。と同時に右腰も鈍痛があったので、最初は腎臓を疑い泌尿器科を訪れた。
エコーやレントゲンを撮ってもらうも異常はなく、整腸剤だけ処方されたという感じ。でも、整腸剤じゃ全く効かず、どんどん痛みは増していった。
ちなみになぜ最初に内科ではなく泌尿器科に行ったかというと、腎臓をやられると人工透析が必須になるというのを聞かされていたからである。
我慢していいことは一つもない
ここまできついのになぜ職場に出勤したのか自分でもわからないが、痛みが増し増しで2時間で早退した。
帰りの最寄駅まで歩くのも一苦労。なんせ歩く時の振動でさえ響いて激痛が走るから。
出勤したのもそうだし、歩いて最寄駅まで行ったのもそうだけど、元来何事も我慢気質でそれが全て裏目に出てしまっている。
早退するくらいなら休めばよかったし、帰りもタクシーを使えばよかった。
結局帰りに病院による体力もなく、帰宅後ベッドに倒れ込んだ。そして5〜6時間ほどお腹を抱えてひたすら悶絶していた。
夜間外来へ

明日の朝まで我慢できる気がせず、結局深夜に夜間外来へ。CTで見た俺の大腸は通常の3倍は腫れていた。そりゃ悶絶するはず。
その場で入院が決まり、静まり帰った深夜の病棟に案内され、再びベッドに倒れ込んだ。
まずは大腸を休めることが先決と言われ、そこから丸2日ほど絶食だった。幸い食欲も無くなっていたので、この絶食期間は全く苦ではなかった。
流動食が思ってた物と違った
3日目から食事を摂って良いと言われ、お粥か流動食かを選ばせてくれた。俺は少しでも大腸に負担をかけたくなかったので「流動食」でお願いした。
そこで提供されたのがこれ。

「さ、さゆ!?」
白湯ってメニューに入るん!?
どうやら俺がイメージしていた流動食は間違っていたらしい。というのも、俺は赤ちゃんが食べるような離乳食っぽい物を流動食とイメージしていた。
ところが実際は栄養のある液体。咀嚼一切なし。
あの時お粥を選択しなかった自分を殴りたかった。
少しづつ固形物へ

そこから少しづつ咀嚼できる固形物へと食事内容がシフトしていった。中でも最終日の朝に食べた食パンはしっかりとした固形物で、たかが1週間の食事制限にも関わらず嬉しかった。
1週間でもこんだけ苦しいと思うと、次のコンテストの減量が怖くて仕方ない。
足るを知る

たかが1週間の入院生活だったが、それでも普段どれだけ恵まれているかを改めて感じた。
まず何より好きなものを好きなタイミングで好きなだけ食べられるというのがすごく有り難かった。
病院では決まった時間に決まったメニューを3食。選択肢は「食べる」か「食べないか」のみ。
暴飲暴食はいけないが、食べるものを選択できるということは、実はすごく恵まれているんだ。
次にお風呂。病院では一人30分のみ。湯船に浸かる時間もなく、洗髪洗体と髪を乾かせば、それでほぼ30分といった感じ。
しかもシャワーの最終が17:00とか。
俺は寝る前に湯船に浸かるのが好きだから、これも地味にストレスだった。
当たり前じゃねえからな、この状況
退院した今思うのは、やっぱり普段どれだけ恵まれているかということだ。
好きなものを食べ、体を動かして、好きなタイミングで風呂に入る。好きなタイミングで記事を書く。
これだけで今すごい満たされてるもん、俺。
ないものねだりではなく今あるものの有り難みを感じようとマジで思った。
入院する少し前に読んでいた京セラ創始者の稲盛和夫さんが書いた著書「生き方」の一部、「足るを知る」の意味が少し理解できた気がする。
たかが胃もたれと思い放置していた俺の末路。
今度からは少しでも体の不調があれば調べ、2日過ぎて改善しなければちゃんと病院に行こうと思う。
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