この記事は宅建試験の勉強から受験、合格後の動きまでを時系列で解説しています。
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本記事は宅建試験受験から宅建士証を受け取るまでの流れを随時更新していきます。
宅建試験ネタはまだまだ擦っていく!
ということで今回は、2024年に宅建試験に合格した俺が、いつから勉強を始め、受験し、宅建士証を受け取ったのかを時系列に沿って回顧してみようと思う。
ちなみに合格した時の勉強法、不合格だった時のNG勉強法は下記。
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【宅建試験】合格した勉強方法と間違ってたこと
2024年の俺の一番の出来事といえばやっぱり「宅地建物取引士試験」に合格したこと。 逆にこれ以外の記憶が曖昧。それくらい勉強してた。 実は受験するのは2回目。この記事で特に読んでほしいのは初受験時の間 ...
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34点。宅建試験に落ちた時にやってたNG勉強法【2025年37点合格】
2024年度の宅地建物取引士試験(宅建試験)に合格点ギリギリで合格したんだけど、実は二度目の受験だったんだ。 一度目はその前、2023年だったんだけど、合格点36点に対して33点。正直自信があったから ...
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4月から勉強開始

2024年4月1日 開始
合格した年の勉強は4月1日から始めた。3月末までは一切勉強はしないと決めて、思い切り遊んでいた。
俺の場合、「明日からやる」という直前スケジュールで組んでしまうと集中力を高めるまでに時間がかかるので、「〇〇から始める」というようにある程度猶予を持つようにしている。
購入した参考書と問題集
いろんな参考書と問題集を書店で確認した結果、LECのトリセツシリーズに決めた。
正直この辺に関してはどこの出版社も似たり寄ったりなので、有名どころであればそこまで慎重になる必要はないだろう。
あとは挿し絵が多い方が良いのか、カラフルなページが良いのかなど好みで選べば良い。
大事なのは「問題を理解して解く」ことなので、あまりここに時間は使いたくはない。
実際の勉強の流れややり方については別の記事にまとめているので、そちらを参考にしてほしい。
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【宅建試験】合格した勉強方法と間違ってたこと
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10月3週目に試験

2024年10月20日 実施
試験は13:00開始の2時間。
これまでと同じように問26の宅建業法から解いていく。次に法令。
予想模試や過去問では、宅建業法が約45分、法令、税、その他、免除科目5問が解き終わった段階で約60分経過。
権利関係が約30分といったところだったので、そのペース配分にできるだけ沿うように意識して解いていく。
本番は慎重になる
ただ本番はやはり慎重になってしまう。権利関係の半分、7問を解き終えたところで残り時間が30分とだいぶ押しいた。
焦りは禁物なので冷静になることを意識しながらもピッチは上げていったのを覚えている。
13時に集中力をピークに持っていく
試験本番では
1日のコンディション(集中力)のピークを13:00に持っていかなければいけない。
そのためには朝何時に起きて朝食を食べ、試験直前は何をするのかを前日に予行演習する。そしてコンディション(集中力)のピークが13:00に来れば、翌日も全く同じ動きをする。
そうする事で余裕が生まれ、より試験に集中できるというわけだ。
試験日前日にしたこと
なので前日の10月19日は試験本番を想定して動いていく。
試験会場までのルート、最後の確認作業をするために使う近くのカフェの確認など、あらかじめ調べておいた情報を元に前日は動いていく。
【試験本番の動き】
8:00 起床
8:30 出発
9:00 カフェ入店
9:10 朝食
9:30 最後の確認作業開始
11:30 作業終了、出発
12:00 会場到着、引き続き確認作業
13:00 試験開始
15:00 試験終了
16:00 帰宅
なので、このスケジュールに沿って前日も全く同じ時間に同じことをする。
なので前日は11:30まで同じように動き、11:30から13:00までは問題を解かず休憩。13:00〜15:00まで再び苦手分野や間違えやすい問題を解く。
ここでは予想模試や過去問は解かず、今までやってきた箇所の復習のみ。
試験が終わる15:00に合わせて前日の勉強は終了する。その後は一切勉強はしない。
11月3週目に合格発表

自己採点で確実に合格点を上回ってると確信できる場合は、合格発表を待たずに登録実務者講習を申し込んだ方が良い。
俺は自己採点37点で合格の可能性も不合格の可能性もあったので申し込めなかったけど、登録実務者講習の応募状況を見ていると、すでに12月の枠がなくなりつつあった。レベル高すぎ。
2024年11月26日 合格
合格発表は実は2段階になっているんだ。
一発目は26日の0時ジャスト。ここでまず合格点がわかる。2024年の合格点は37点。俺の自己採点も37点。
もし記入ミスや自己採点ミスがあれば終わり。はいまた1年って感じ。
そして朝9:00に合格者(受験番号)発表。ここに載ってたら、晴れて試験合格となる。
ちなみに宅建試験合格は、何かやらかさない限りは一生ものである。泣いた。
登録実務者講習の申し込み

合格した日に登録実務者講習の申し込みをしようとサイトにアクセスすると、すでに1月の枠が残り少なくなっていた。
俺も知識が定着している間に申し込みをしたかったんだけど、本業がバタバタしてなかなか申し込みができず、結局12月となってしまった。
2024年12月24日 申し込み
合格してから1ヶ月以上遅れての登録実務者講習の申し込み。最短で4月だった。
さすがにゆっくりしすぎた。
申し込み後、3日くらいで講習で使うテキストと自宅学習用のDVD、問題冊子が郵送で送られてきた。
ちなみに俺が申し込んだのは、テキストや問題集でもお世話になったLECだ。
DVDで自宅学習

自宅で自習しておくようにと、DVDと問題冊子を受け取った訳だが、登録実務者講習が4月なので約4ヶ月、全く宅建に触れていなかった。
次に宅建の勉強をしたのが3月の下旬だった。
2025年3月26日 実施
送られてきたDVD約3時間を視聴。見なくても良いという意見もあるが、俺個人的にはなかなか面白い内容だったと感じたので、これから本格的に不動産業をしていくなら見といて損はないだろうと思った。
内容自体は全然難しくなく、実務の流れをサクッと解説しているような感じだった。
通信課程問題

2025年4月3日 実施
DVDと一緒に送られてきた通信課程の問題冊子。これも解かなくて良いという意見があるが、せっかくお金を払ったんだから解いとこうという感じ。
60問のマルバツ問題で、15分ほどで解けた。
内容は宅建試験で勉強した内容が4割、あとはDVDで習った内容が6割といった感じで60問中52問が正解だった。
さすがに4ヶ月も空くと試験で解けていた問題も間違える箇所が出てきてた。
登録実務者講習(2日間)

4ヶ月ぶりに宅建関係の業務。国土交通大臣指定の「登録実務講習」。
事前の調べでは、予習なしでも修了試験は余裕で合格するとか、講師が問題に出る部分を教えてくれるから99%合格するなんて情報で溢れてた。
だが実際に受けてみると、思ってるよりも苦戦したのが本音。
修了試験はテキストや資料集の持ち込みが可能なんだけど、答えが載っている部分を探すのに時間がかかるといった感じ。
そして事前に届く通信課程の問題集からも出題されていたので、やはり予習はするべきだと感じた。
2025年4月(1日目)
登録実務講習は1日で終わらせるコースと2日間に分けるコースから選べる。
俺は2日間コースを選んだので、両日10:00〜18:00のカリキュラムだった。
前半15分ほどで全体のガイダンスを受けた後、講義に入っていく。ここでは宅建試験の内容よりも、その先の実務、中でも「重要事項説明書」と「契約書」関係を中心に深掘りしていく感じだ。
内容自体はそこまで難しくないし、講師が「ここ修了試験にでます。」と教えてくれるので、そこをマーカーで線を引くといった感じ。
難しくはないんだけど、聞き漏らすと修了試験に落ちるなといった印象だ。
とにかく眠気との戦いなので、俺は眠気覚ましのミンティアを食べまくって凌いでいた。
2025年4月(2日目)
前日と同じように講義を聞きながらマーカーで線を引くといった感じ。
そして重要事項説明書や契約書を、登記簿等をみながら作成していく。
なので登記簿のどこを見ないといけないか、どこを書いてはいけないかなどを正確に読み取らないといけない。
初日よりもやや難易度は高く感じたが、しっかり講師の言うことを聞いていれば大丈夫だ。
修了試験

2日間の講習を受けた後、最後に60分の修了試験が実施される。
・⚪︎×問題が20問
・記述式問題が20問
それぞれ正答率80%以上で合格、つまり16問づつ正解すれば良い。
楽勝のように思えるが、俺は結構苦戦したのが本音。特に記述式問題で参考にする部分と、参考にしてはいけない部分が曖昧だったこともあり、思いの外時間ギリギリでの提出となった。(見直し込みで50分)
苦戦した理由はテキストにマーカーをした部分(答えが載っているページ)を探すのに時間を要した。なので、これから登録実務講習を受ける人は、マーカーを引いたページの端を三角に折り曲げるとか、付箋を貼ってすぐに確認できるようにする事をおすすめする。
記述式問題に関しては、講師の話をよく聞き、どこを写すのかを把握しておくことが重要だ。
修了試験の合格率は90%以上とのことだが、油断していると落ちるなと感じた。
宅建士登録の申請

2025年 4月3週目 書類集め
LECより登録実務講習の修了証が自宅に届いたので、ここから申請に向けての各書類集めが始まる。
複数箇所回らないと全て揃わないので、事前にルートを確認し効率よく回らないと1日で終わらない。
ここが一番めんどくさい。
必要な書類と受け取り場所はざっとこんな感じだ。
必要書類と受け取り場所
・住民票:住んでる市区町村の役所(市役所)
・身分証明書:本籍地の市役所
・登記されていない事の証明書:地方法務局
・登録申請書:各都道府県のHPよりダウンロード
・誓約書:各都道府県のHPよりダウンロード
身分証明書を発行する際に「筆頭主」を記述しなければならず、これは本人とは別の可能性があるので事前に確認しておいた方が良い。
登記されていない事の証明書は発行する際に300円の収入印紙が必要。これは地方法務局の中で先に購入し、そのまま証明書を受け取る窓口で貼れば問題ない。
登録申請書と誓約書は各都道府県のホームページからダウンロードできる。「〇〇県 宅建士証 申請」とでも検索すればすぐに出てくる。

書類が揃ったら申請
必要な書類は下記。
- 住民票:市役所
- 身分証明書:本籍地の市役所
- 登記されていないことの証明書:地方法務局
- 登録申請書:都道府県のHPよりダウンロード
- 誓約書:都道府県のHPよりダウンロード
- 収入証紙:市役所(37,000円分)
- 合格証のコピー
- 登録実務講習の修了証(原本)
これらが揃ったらいよいよ宅建士登録の申請。
県民局の土木課に行って各書類のチェックをしてもらう。
問題がなければあとは登録されたことを証明するハガキが届くのを待つという感じだ。
ここで一点注意。貼り付けるのは「収入印紙」ではなく「収入証紙」であること。
宅建士登録完了

登録申請から3週間ほどで登録完了のハガキが届いた。
ようやくといった感じ。
登録が済んだらあとは宅建士証の交付申請だけ。
宅建士証交付の申請
宅建士証の交付申請はめちゃくちゃ簡単。
交付申請用紙をHPからダウンロードまたは、登録する県の宅地建物取引業協会に直接行き用紙をもらう。
申請日、住所、生年月日、名前等を記入し、証明写真と収入証紙4,500円分を貼り付けて提出するだけ。
あとは宅建士証が届くのを待つだけといった感じだ。
宅建士証の受け取り

宅建士証の交付申請から約3週間。
ようやく宅建士証が手元に届いた。
このカード貰うまでにかかった勉強時間は1400時間以上。
これからはこいつでガンガン稼がないといけない。
合格から申請までの流れ(まとめ)
合格から申請までの流れを改めてまとめると、
1. 合格通知が届く
↓
2. 登録実務講習の申し込み
↓
3. 登録実務講習の受講
↓
4. 登録実務講習の修了証を受け取る
↓
5. 都道府県のHPから「登録申請書」「誓約書」をダウンロード、記入
↓
6. 市役所で「住民票」「収入証紙(37,000円分)」を発行・購入
↓
7. 地方法務局で「登記されていないことの証明書」を発行
↓
8. 本籍地の市役所で「身分証明書」を発行
↓
9. 県民局の土木課へ各書類と収入証紙を提出、申請
↓
10. 宅建士証の交付申請
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