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【どうでしょう #9】ハイブランドと体験

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為替やトランプ関税の影響なんだろうけど、一昔前に比べて物の価値が上がり簡単に手が出せなくなってきてると感じる。

1ヶ月仕事を頑張れば買えたという時代は終わり、今や夏冬のボーナスで買うくらいにまで高騰している。

しかもハイブランドは世界観を重視するから一度値上げされるとそこがベースになり、値下げすることはほとんどない。

というのを考えていた時にふと思った。

「果たして人は死ぬ時に『あのバッグが欲しかった』とか『あのシャツを着たかった』となるのだろうか?」

ほとんどの人が答えは「No」だろう。

では人は死ぬ時に何を思うのか。ハイブランドの価値とはなんなのか。

俺なりに意見を書いていこうと思う。

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体験に勝るものはない

夕日を背景にスマホを触る男性

俺が出した答えはこれだ。もちろん人それぞれ価値観が違うから、これが正解ってわけではない。

しかし、経験や体験はどれだけ時間が経っても覚えているし話せる。そして一瞬で当時の自分にタイムスリップできる。

一方ハイブランドを最初に買った時の感動をあの時のテンションで話せるか?と言われれば俺は無理だ。

もちろん、やっと欲しいものが買えた喜びはあるんだけど、それでも当時の興奮やテンションまではなかなか持っていけない。

そういう意味で俺はモノより経験や体験の方が価値があると考えている。


ハイブランドは見栄なのか

ルイヴィトンの紙袋、ショッパー

ではハイブランドはなんのために買うのかというと、そのほとんどが「見栄」だろう。

人間は何かにつけてランキングをつけたがる。

目に見えないその人のスペックを勘ぐるより、目にみえるもの、つまり身につけている物や持っている物で自分より上か下かを判断するのが一番手っ取り早い。

俺だってそうだ。優勝劣敗の世界で生きてきた身としてはなんでもNo. 1が良いと思っている。

ヴィトンのクリストファーを買った時も見栄がなかったかと聞かれると「イエス」とは言えない。


ハイブランドを買う理由3つ

ルイヴィトンのクリストファーMMエピのロゴ

見栄を張った先に何があるのかと言われたら「何もない」。

「〇〇より良い物を持っている」。で?って感じ。

持っている物で買っても得るものは特にない。

じゃあなぜ俺はハイブランドを買うのかというと理由は4つ。


①愛着が湧く

俺がハイブランドを買う理由で最も大きいのが「愛着が持てる」という部分。

それなりの金額で買う訳だから念入りに下調べをするし、本当に欲しいかどうかを熟考する。

その上で買う物はどれだけ時間が経っても愛着が尽きることはないし大事に扱う。

「買う理由が値段なら買うな。迷う理由が値段なら買え」

これは本当に名言だと思う。

安いからという理由で買った物はやはり粗末な扱いをしている事が多いし、部屋を圧迫するだけになりがち。

少数精鋭、質の良い物に囲まれたいというのは、見栄とは違い心の豊かさだと思う。


②アフターフォローが手厚い

ハイブランドは買ったら終わりではなくその後のアフターサービスも充実していることが多い。

例えばベルルッティの革製品なんかは持ち込めばいつでも無料でメンテナンスをしてくれるし、ルイヴィトンであれば修理箇所以外の部品も一緒に交換してくれたりする。

もちろん全てのハイブランドがそうというわけではないし、メンテナンスができない物もある。

それでもブランド側の「長く大切に使ってほしい精神」を体現してくれるのを見ると、買って良かったと思える。


③資産になる

ハイブランドは総じて縫製が丁寧だ。

糸のほつれやコバ処理の甘さは全くない。

一つ一つ丁寧に作り上げる職人のプライドを感じれるし、持っている自分も誇らしく感じる。

そしてハイブランド品は資産になる。

綺麗に保てば保つほど価値は落ちにくく、物によっては上がっていく。

もちろんハイブランドを購入するときにリセールばかりを考えるのはどうかと思うが、もし将来手放すとなった時も二束三文にはならない。


30代に入って変わる価値観

スーツケースを引いて歩く男性

しかしその価値観も30代に入って少しずつ変化してきた。

10代や20代は物欲が強かった。

原因はおそらく、まだ稼ぎも今ほどはなく手の届きにくいものだったからだろう。

「子供の頃に『大人になったら駄菓子屋でうまい棒100本買ってやる』と言っていた人のうち、その夢を実現させたのはどれくらいだろう」

手が届くとわかった瞬間に興味が薄れてしまう。

それが30代になった今、あの頃と同じような感覚になっている気がする。


経験や体験にはリミットがある

時計とマグカップとメガネ

30代に入り、悔しいかな体力の衰えは感じている。

そして物欲も少しずつ薄くなっている。

物を買う基準も「欲しい・欲しくない」ではなく「必要かどうか」になってきた。

そんな今、これからお金をかけたいのが20代でできなかった経験や体験。

行ったことのない土地に行ったり、やったことのない体験をしたいと強く思うようになってきた。

そしてこの経験や体験には体力や行動力というリミットがある。

RPGゲームも最初はお金がなく強い武器が買えない。しかし終盤になれば使い道のないお金をしこたま抱え込んでいる。

それでも求めるのは強い武器を買うということではなく、「強い敵を倒す」という体験だ。


死ぬ時に何を思うか

棺桶に手を添える牧師

おそらく99%の人は死ぬ時に

「あのブランドのバッグが欲しかった」

「あの車に乗りたかった」

とは思わないだろう。

「あそこに行きたかった」

「あの人に会いたかった」

「あれを見たかった」

という経験や体験に対する後悔の方が大きいだろう。

最後に残る記憶を物ではなく、人や場所にしたいと最近強く思う次第。


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クレヨン

水曜どうでしょうと阪神タイガースをこよなく愛する関西出身ブロガー。
20代はスポーツに打ち込みプロアスリートの道へ。
引退後はパーソナルトレーナーに転身、指導者の道を進む。
その傍ら、自身も舞台をフィジーク競技に移行。(入賞経験あり。)
2024年に宅建試験合格。2025年からは不動産業も開始予定。

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