
簡単なメモはスマホで取る時代。
だからこそあえて、アナログなシステム手帳をおすすめしたい。
実際俺もノート代わりにシステム手帳を使っているんだけど、「書く」という体験があると無いとでは違いがあり、手書きの方が忘れにくいというのがある。
そんなシステム手帳のメリット・デメリットと、どういった人におすすめなのかを解説していく。

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システム手帳がおすすめな理由

システム手帳がおすすめな理由はなんといってもスタイリッシュなとこ。
ビシッと決まったスーツの内ポケットから「Campus」と書かれたピンクや水色のメモ帳が出てくると、どこか抜けている感じがする。
警察手帳のようなミニマルでシンプルな物であれば良いのだが、それも使い続けると四隅の角が痛んだりして見栄えが悪くなる。
一方システム手帳は厚みがある分、内ポケットに忍ばせるのは難しいが、逆を言うとカバンからさっと取り出す所作が妙にカッコよく映らないだろうか。
できる社会人は皆システム手帳を使っていると俺は思っている。
そして見た目以上に使い勝手が良いから、それを解説していく。
シーン別おすすめサイズ
一口にシステム手帳といっても、いろんなメーカーから様々なサイズや種類が展開されている。
小さいものだとマイクロ5から大きいものだとA5サイズまで。
シーンや用途に合わせて選べるのがシステム手帳の良いところだ。
| 種類 | サイズ(縦 × 横) |
|---|---|
| マイクロ5 | 105mm × 62mm |
| ミニ6 | 126mm × 80mm |
| ナロー | 170mm × 80mm |
| バイブル | 170mm × 90mm |
| HB × WA5 | 170mm × 148mm |
| A5 | 210mm × 148mm |

ノートとして使うならA5サイズ

ノートとして使うなら圧倒的にA5サイズがおすすめ。
俺がメインで使ってるシステム手帳もA5サイズで、会議や打ち合わせのメモ、このブログのネタから構成までジャンルに囚われずほとんどこいつに書いている。
また後述するカスタマイズ性についてもA5サイズは優れている。
カレンダーも見やすくて記入しやすいし、サイコロの旅で訪れた場所の塗りつぶし用地図も自分で作成してリフィル化できる。

ノートととしてはもちろん、それ以外の使い方もA5サイズなら簡単にできるから個人的に一番おすすめのサイズだ。
メモ帳として使うならバイブルサイズ
ノートで長文を書くことは無いけど、さっと手書きをしたい時におすすめなのがバイブルサイズ。
バイブルという名の通り、聖書サイズでこちらもおすすめ。
メモ+簡単な予定をカレンダーに記入するくらいなら、A5サイズでなくともバイブルサイズで足りるだろう。
逆にバイブルサイズ以下になると本当にメモ帳代わりでしか使い道は無くなってくるので、スケジュール管理もしたい人は要注意。
システム手帳のメリット
システム手帳は使う人の環境やシーンに合わせて取捨選択ができる優れもの。
ここではそのシステム手帳のメリットを掘り下げていく。
カスタマイズ性


なんといっても最大のメリットがこれ。
メモ帳、カレンダー、訪れた場所の記録などカスタマイズが無限だから自分のほしいリフィルをどんどん追加して完璧な一冊を作り上げることができる。
用紙の順番もルーズリーフのようにさっとリングから取り外し、任意の場所に差し込める。
リフィルの種類が豊富なのがより一層カスタマイズ性を向上させる。
リフィルが豊富
ここ最近の手帳ブームが追い風にもなって、システム手帳は今やありとあらゆる物がリフィル化されている。
書き留める用紙はもちろん、下敷きや定規、インデックス、付箋までいろんな物がリフィル化されてるから、より一層システム手帳の利便性を向上させられる。
おすすめリフィル
検索が容易
一般的なノートだと、しおりを挟んだりページの角を折るなどしないと、目当てのページを見つけれない。
しかしそれはスマートではない。
一方システム手帳はどれもリフィルより本体の方が大きめだから、仮にしおりを挟んでも外に飛び出ずスマートさを保てる。
そしてインデックスリフィルを差し込むによって検索性がめちゃくちゃ向上するんだ。

あらかじめ「会議」「メモ」などカテゴライズしておくことによって、そのインデックスリフィルを開くとすぐに目当てのページにアクセスできる。
これはスマートフォンでもなかなか勝てないくらいの早さ。
下敷きにインデックスがついた物もあり、これはすぐ新しいページにアクセスできるから便利なんだ。
差し替えや保存が楽
システム手帳はルーズリーフのようにリフィルを差し替えることができるし、今は必要ないけど捨てられない物は外して保存できる。
メモ帳代わりに使って、他の人に渡す際もリングから外すだけだし千切ったメモより綺麗なメモの方がなんとなく仕事できる感を演出できる。(気がする。)
下敷きやインデックスのリフィルは付け外しが前提だから穴の部分に切れ込みがあり、リングを解除しなくても移動させられる。
長く使える
システム手帳は一度買ったら長く使えるし、使えば使うほど経年変化が楽しめる。
傷や手汗が染み込むほど、自分自身の歴史を刻んでるような感じがして俺は好き。
システム手帳のデメリット
と、良いことばかり書いてても胡散臭いから、ここからは俺が感じるシステム手帳のデメリットを書いていく。
メリットに比べたら少ないんだけど、結構致命的なものもあるんだ。
ただそこはシステム手帳歴が長い分、改善策も習得済みだから、あわせて紹介していく。
厚みがあり重い

まずスーツの内ポケットには忍ばせられない。
リフィルを抜いた本体だけでも重量があるから、収納は基本カバンの中。
これはもう割り切るしかない。
なのでシステム手帳を使うなら携帯性を捨てて、書きやすさやリフィルの収容数で選んだ方が良い。
「大は小を兼ねる」だ。
利き手と反対のページが書きにくい

システム手帳最大のデメリットがこれ。
利き手と反対側のページ(右利きなら左側のページ)に書くとき、中央のリングが手に当たってうまく書けない。
ルーズリーフもそうだけど、これはこの機構を搭載している物の宿命だ。
これが原因でシステム手帳をやめた人も多いはず。とにかく書きにくい。
そこで俺が考えた改善策を紹介する。
利き手側だけ書く
右利きの場合、まずは右側にだけ書く。用紙がなくなったら今度は、リフィルを上下逆さまにして差し替える。
すると裏面が右側に来て書きやすくなる。
ただこれもデメリットで、常に用紙の表裏が逆になるんだ。
気にならない人はこの方法が一番おすすめ。
リフィルで高さを出す
これが俺の現状最適解なんだけど、リフィルを多めに入れて高さを出すんだ。
そうすることによってリングの飛び出しを最小限に抑えられ、書きにくさは軽減される。(なくなるわけではない。)
おすすめのシステム手帳
ここからはおすすめのシステム手帳を紹介していく。
金額はそれなりにするんだけど、それでも所有欲を満たしてくれるし、何より長く使える。
俺は60代になったら、渋い万年筆とセットで持ち歩きたい。
ブレイリオ

俺も使用している「ブレイリオ」。
シボ打ち加工のサフィアーノレザーは傷や汚れに強く、見た目もシンプル。
中にはちょっとしたメモや書類を収納できるポケットも付いている。


ダヴィンチ
システム手帳の老舗「レイメイ藤井」が手がける「ダヴィンチシリーズ」。
中でも有名な「ロロマクラシック」は手帳ファンなら誰もが知ってる逸品。
使い込むほど経年変化を楽しめる大人なシステム手帳って感じ。
俺はバイブルサイズを筋トレ記録用に使ってる。
アッシュフォード
アッシュフォードはいろんな材質やデザインで展開しており、特に女性からの人気が高い。
システム手帳にありがちなゴツい雰囲気や厳格なイメージは、女性には少々抵抗があるだろう。
アッシュフォードは女性向けの可愛いデザインも多く、リフィルも多種多様なのでおすすめ。
手帳で頭の中を整理整頓

スマホではなくあえて手書きの手帳を使うことで、文字を打つではなく書くという体験をする。
そうすることで頭の中を整理整頓しスッキリさせる。
文字を書くということは書く場所が必要で、書いてる体験とロケーションをセットにすることで定着させる。
そういった意味でもシステム手帳はおすすめなんだ。
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