
数あるハイブランドの中でも1、2を争うくらい人気のブランド「ルイヴィトン」。
そのルイヴィトンが展開するメンズ向けのバックパック「クリストファー」を今日はレビューしていく。
俺が買ったモデルは「エピ」という麦の穂をイメージして作られたもので、良い意味でルイヴィトンっぽくない。
全面に「LV」のロゴがある訳でもなく、ダミエのような格子状のデザインでもない。
マットな質感で見た目もシンプル。だからこそ気に入った。たまにクリストファーを背負った人とすれ違うが、エピを背負った人はまだ見たことがない。
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クリストファーはルイヴィトンのアイコンモデル

ルイヴィトンには歴史の象徴と呼ばれるに相応しいアイテムを「アイコンモデル」として展開している。
そしてルイヴィトンが展開しているバックパックの一つ「クリストファー」シリーズも、そのアイコンモデルに位置付けられている。
メンズのアイコンバッグ

クリストファーが初めて登場したのは2004年秋冬のメンズコレクション。
以降、長年ルイヴィトンのメンズラインでアイコンバッグとして展開されている。
毎年有名アーティストやデザイナーとコラボした限定品がリリースされるのも魅力の一つである。
クリストファーPMとMMの違い

クリストファーシリーズには大きいサイズの「MM」と、小さいサイズの「PM」の2種類で展開されている。
クリストファーはメンズラインとして展開されているが、小ぶりなPMは女性にも人気がある。
| モデル | 幅 × 高さ × マチ |
|---|---|
| クリストファーMM | 38 x 44 x 12.5 cm |
| クリストファーPM | 32 × 39 × 12cm |
俺が買ったのはサイズの大きいクリストファーMMなんだけど、14インチのパソコンも綺麗に収まるくらい容量が大きい。
「PM」や「MM」の意味
日本では、「S、M、L」が一般的。だが、ハイブランドの多くはフランス語表記となっている。
「PM」は「Petit Model」(プチモデル)
「MM」は「Moyen Model」(モワヤンモデル)、平均という意味。
「GM」は「Gran Model」(グランモデル)、大きいという意味。ただしクリストファーには「GM」サイズはない。
クリストファーの機能


エピは麦の穂をイメージしてデザインされたモデル。いくつもの横線が麦の穂を表している。

背負い面はこんな感じ。ハンドルを束ねる三角形のパーツがどんな体格にもフィットするため、ずれ落ちにくく背負ってて疲れにくい。

左右に配置されたポケットは深く、折りたたみ傘も収納できる。
俺はここに家の鍵やスマホのモバイルバッテリーを入れる。

クリストファーの中はこんな感じ。2つにセパレートされたポケットには小物を収納できる。
デザインだけではなく機能面も作り込まれている。

クリストファーに収納できるiPadは10インチまで。iPadにカバーやキーボードを付けている場合は、ポケットに収納するのが難しかった。
クリストファーの良かった点 / 悪かった点

クリストファーを実際に使ってみて良かった点と悪かった点があるので、それぞれ解説していく。
その前にハイブランドバッグなんてほぼ所有欲や自己顕示欲を満たすためでしか無いんだから、そもそも良かったに決まってるんだけど、敢えて悪かった点も捻り出していく。
良かった点

一つ一つ職人が手作業で作っているだけあって、糸のほつれやズレが一箇所もない。
革製品に詳しい人なら分かると思うが、全ての箇所で目を拾っているしコバも綺麗に塗られている。
型がしっかりしているので、荷物をたくさん入れても崩れない。結果、疲れにくい。
また、所有欲が満たされるので外出の機会も増える。さすがハイブランドといった感じ。
悪かった点

「大は小を兼ねる」精神で購入したけど、クリストファーMMは大きすぎた。
普段の荷物は14インチのパソコンに、ガジェットポーチ、小説一冊くらいなのでPMでも十分だった。
MMだと中に隙間が出来すぎてしまって、移動中に中身が動いてしまう。
男性でも普段の荷物がそこまで多くなければPMで十分だろう。
あと、俺が購入したのが「エピ」という素材で、これは本革なんだ。ヴィトンのバッグは高品質なPVC素材が多く水や汚れに強いんだけど、エピは本革だから水気や汚れに気を使う。
展開されているクリストファー毎の違い

一口にクリストファーと言っても、いろんなデザインや素材で展開されている。
定番カラーやデザインのほかに季節毎に登場する限定デザイン魅力的。
俺が購入した時の限定デザインは「LV × Park Seo-Bo クリストファー 」というものがあって、デザインはエピの線状模様を縦にしたようなものだった。
価格は819,500円。
カラーが淡い水色一色展開だったんだけど、もしブラックが展開されていたら相当迷ったと思う。
ブラックがなくて良かった。
手入れとメンテナンス

PVC素材(高品質な合皮)は水や汚れ、傷にも強いので定期的なメンテナンスは不要。
汚れたり水に濡れた場合でも、柔らかい布でさっと拭き取ればOK。シミになることもない。
一方、俺が購入したエピは素材が本革なのでそういう訳にはいかない。
水に濡れるとシミになるし、革が乾燥してしまうとひび割れや変色の可能性もある。だから俺は毎回、出発前と帰宅後はブラッシングをするし、天気予報で曇りマークを見ると使うのを控える。
素材によってはかなり気を使う物もあるので、そこは事前に知っておいた方が良い。
購入は店舗がおすすめ

ルイヴィトンはオンラインでも買えるしスマートフォンアプリからも買える。
だが、せっかく高い買い物をするんだから是非、直接店頭に行って買って欲しい。
スタッフが親身になって聞いてくれるので、会話を楽しみながら購入するのもハイブランドの店舗で買い物をする一つの醍醐味と捉えて欲しい。
そしてウン十万をカード一括で買って欲しい。(ちなみに俺はカードのセキュリティが強くて切れなかったので現金一括で購入した。震えた。)
ただし、上でも書いたようにハイブランドは借金したり分割払いをしてまで買うものではない。背伸びをしても必ず綻びが出るので、余剰資金で買うように。
価格は51万から

クリストファーはサイズや素材によって価格が大きく変わる。
PMサイズで一番安いのはブラックレザーモノグラムで約51万円。トリヨンレザーは約58万円と7万円ほどの差がある。
MMサイズとなるとモノグラムやダミエが約56万円。コラボモデルともなると約82万円にもなる。
俺が買ったクリストファーMMのエピは、2025年1月現在で687,500円。高すぎ。 2025年4月に値上げされ726,000円になりました。高すぎ。
お金を貯めて買うものではない

ここまでの価格になると、もはや頑張って買うものでもない。仮に頑張ってお金を貯めて購入しても、コーディネートでバッグだけが浮いてしまい、結果ダサく見えてしまう。
あくまで余剰資金で買うことで似合ってくる。
ハイブランドを買うために節約生活を送るようではそもそも不釣り合い。
だからこそハイブランドは値崩れしないんだ。
まとめ

今回はヴィトンのクリストファーについてレビューしてみた。
一度買えば20年は余裕で使えるので、投資という意味でもクリストファーはおすすめだ。
クリストファーが気になって検索した結果、この記事を見つけてくれた訳だから、自分に似合う最高のクリストファーを見つけてほしい。
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