
「ほんま?(ギュー...)おー!
めっちゃ楽〜!」
のCMでお馴染みの「ガードナーベルト」。
口コミでも軒並み高評価だが、そんなに劇的に楽になるのか?大袈裟過ぎじゃね?と思っていたので、トレーニングで痛めた腰をケアする目的も含めて購入してみた。
買って分かったメリット、デメリット。さらには東急ハンズで販売されている「カシャーン」というよく似た商品との違いなどを徹底レビューしていく。
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結論:腰が楽になるのはホント
CMで謳っていた体が宙を浮く感覚は本当だった。
骨盤が正規の位置に矯正されるからなんだけど、もう一つ腸腰筋が引っ張られるのも要因としてある。
腸腰筋というのは足を上げるために必要な筋肉なんだけど、これが引っ張られることで足を上げる動作、つまり歩行が楽になるんだ。

「骨盤を正しい位置に戻す」「腸腰筋の動きをサポートする」
この二つが腰を楽にしたり、体が宙を浮く感覚にさせる要因なんだ。
ガードナーベルトの評判

ガードナーベルトの評価を見ていると、Amazonで星4.2と高評価が目立つ。中でも星5が57%、星4が24%とかなり高い。
一方で星1と星2は、合わせて7%と1割を切ってはいるが、低評価があるのも事実。
ガードナーベルトの良い口コミ
良い口コミで圧倒的に多いのが「腰が楽になった」という意見だ。
特に家事育児に追われる主婦からの支持が多い。子供を抱き抱えたり、たくさんの洗濯物をベランダに運んだりなど、日常生活から腰に負担をかけている層にとっては必需品とすら言えるだろう。
他には「姿勢が良くなった」「プレゼントで喜ばれた」などの意見も多かった。
ガードナーベルトの悪い口コミ
低評価レビューでいうと、「作りがチープ」「着用していてもずれる」「サイズが合わない」などが意見としてあった。
まず「作りがチープ」という意見に対しては、俺は「そんなに安っぽいか?」というのが正直な感想。
通気性を考慮したメッシュ素材に誰でも調整できるマジックテープ式と、ケチをつける所はない。逆にしっかりしたデザインや素材にしてしまうと、本体重量が重くなるので、俺はこれくらいがバランスが取れててちょうど良い。
「着用時にずれる」という意見は一理ある。確かにしゃがんだり椅子に座ると上に上がってきてしまう。
ただこれはもうコルセットの宿命だと思う。これを防ぐにはガーターベルトみたいな感じで下に引っ張っておかないといけないし、そうすると今度は着用自体が面倒くさくなる。
だからマジックテープ式で簡単に再着用できるようにしているんだ。たぶん。
「サイズが合わない」に関しては論外。ちゃんと測ってから買えとしか言いようがない。
ガードナーベルトの類似品
ガードナーベルトには実はジェネリック品が存在する。
その名も「骨盤戦隊カシャーン」。
かなり怪しいネーミングだが実はこれ、ガードナーベルトと全く同じなんだ。
東急ハンズで販売されている「カシャーン」
コパ・コーポレーションが発売している「骨盤戦隊カシャーン」の製造工場はガードナーベルトと同じなんだ。
つまりOEM(委託製造)ってわけ。
価格はガードナーベルトに比べて若干安い。
その理由は後述する保証やオプションの有無によるところだ。
ガードナーベルトの偽物というわけではない

製造工場が同じなのでガードナーベルトの偽物というわけではない。
偽物(コピー品)というのは、そのブランドネームを無断で使用したり、粗悪な素材で作ったりした物。
骨盤戦隊カシャーンは素材も作りも全く同じなので安心してほしい。
カシャーンのデメリット
中身はガードナーベルトである骨盤戦隊カシャーン、ただ一つ挙げられるデメリットは保証がないこと。
でもこの保証はせいぜいストリング(紐)が切れた時に使うくらいだし、そもそも強度が高いからほぼ使うことはないだろう。
保証分の価格を安く抑えられるなら、カシャーンの方がコスパは良い。
結論:ガードナーベルトは東急ハンズでは買えない
厳密にいうと、ガードナーベルト自体は東急ハンズでは買えない。
買えるのは中身は同じで名前が違う「骨盤戦隊カシャーン」だ。
どうしてもガードナーベルトが欲しいのであれば、公式サイトまたはAmazonからの購入となる。
ガードナーベルトと筋トレ

話をガードナーベルトに戻す。
俺がガードナーベルトを買った理由が、筋トレで痛めた腰を保護する目的だ。
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油断しているとついつい痛めてしまうんだけど、日中にガードナーベルトをつけて腰を保護しているおかげで、仕事や家事の際の負担も減り、治りも早くなった。
と、同時に思った。
「筋トレのベルトもガードナーで良くね?」
おすすめはしない
結論、筋トレ時にガードナーベルトはおすすめしない。
というのも、あれはあくまで日常生活を支える物で筋トレでも着用可能を謳っているわけではない。
なので筋トレ時につけてみると、まあ気になって集中できない。
具体的には、腰部のサポート材が刺さるし、種目によってはすぐにずれる。
無い方がマシだ。
ということで、筋トレ時は細めの革ベルトを着用している。
筋トレ用のガードナーベルト
一応フィットネス用のガードナーベルトもあり、こちらは腰部のサポート材が通常版よりコンパクトになっている。
俺は筋トレは筋トレ用の革ベルト、ガードナーはあくまで日常用と棲み分けているが、一元化したい人は検討してみても良いだろう。
ガードナーベルトのデメリット
長時間の着用には向いていない
上でも触れたように評価は概ね良好なんだけど、低評価も少数ある。
その中で俺も納得の意見が一つあり、「長時間の着用は骨盤が痛くなる」というものだ。
ガードナーベルトは左右のストリングを目一杯引いて絞り上げることで骨盤を起こす。なので長時間着用していると、腰は楽なんだけどベルトの当たる骨盤が痛くなる。
一日中立ち仕事でずっと着用していると、締め付けられている骨盤がかなり痛くなるので注意が必要。
お腹が苦しい
これもコルセットの宿命だと思うけど、お腹が苦しい。
特に食後は苦しく感じるので、やはり長時間の着用はおすすめしない。腰に負担がかかる作業の時だけ着用して、それ以外は極力ガードナーベルトには頼らず生活した方が良い。
3年保証は必要ない
ガードナーベルトは購入から3年間は保証がついており、ストリングの交換等もしてくれる。
ただ考えてみてほしい。3年間も保証をつけるということは、それだけ強度に自信があるということ。
さらに万が一、ストリングが切れても公式サイトで購入できる。価格も990円。
そこを踏まえると、わざわざ2,000円多く払ってガードナーベルトを買うよりも、ジェネリック品の「骨盤戦隊カシャーン」の方がコスパは良いかもしれない。
ガードナーベルトのサイズ

ガードナーベルトのサイズ展開はS〜XLと幅広い。また体が大きくXLでも不安な人は別途オプションで延長できるエクステンションバンドも用意されているので安心してほしい。
| サイズ | 身体寸法 腰or尻周りの大きい方 | ベルトの全長 |
|---|---|---|
| Sサイズ | 63〜73cm | 92cm |
| Mサイズ | 74〜83cm | 105cm |
| Lサイズ | 84〜96cm | 115cm |
| XLサイズ | 97〜115cm | 126cm |
ガードナーベルトは「大は小を兼ねる」なので、サイズ選びに負担のある人はワンサイズ大きめを買うことをおすすめする。
参考までに、俺は身長164cm、体重60kgでMサイズを着用している。
ガードナーベルトは水洗い可能

ガードナーベルトはメッシュ素材で通気性も良いんだけど、それでも夏場は汗ばんでくる。
そんな時は水洗いでさっと流せば清潔感を保てる。
またマジックテープ部分は埃や糸くずが付着しやすいので、粘着テープ等で取り除けばすぐに綺麗になる。
メンテナンス性も良好だ。
姿勢改善の根本的な解決にはならない

ガードナーベルトはあくまで腰の負担を軽減したり、歩行を楽にしてくれる物であり、姿勢が改善されたりするものではない点に注意。
やはり根本的な改善としては、正しい姿勢を身につけ維持すること。その為には普段から筋トレなどで、腰周りや背中の筋肉を鍛えておくことが望ましい。
俺も常時着用は避け、緊急時にのみ着用するようにしている。
ガードナーベルトありきになってしまっては本末転倒なので、そこは意識してほしい。
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