
ロードバイクを始める時って、ロードバイク本体とペダル、フロントライトといった走るために必要なものは一緒に購入するんだけど、その後って何から揃えていけば良いか分からない。
俺も購入して持って帰ったあとに、このあと何が必要なのか調べまくって色々買った。
なので今回は、「ロードバイク初心者がまず揃えるべきもの」を5つに絞って紹介していく。
色々購入したけど後でも良かったものもたくさんあったから、それも合わせて紹介していく。

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快適なライドよりもまずは安全性

ロードバイクに一度でも乗ったことがある人なら分かると思うけど、少し漕ぐだけでスピードが出せるからグイグイ前に進むんだ。
なので事故に遭う/起こすリスクもめちゃくちゃ高い。
これからロードバイクを始めようと思う人は
「またまたそんな大袈裟に。ヘルメットだせえし、ママチャリに毛が生えたようなもんだろ?」
と思うかもしれない。
というか俺がそう思っていた。
でも実際に購入して走ってみると全然違った。
慣れない前傾姿勢とSTIレバー(ブレーキ)、軽く漕ぐだけでどんどんスピードが出る。
普通に怖かった。
だから自然と
「あ、これヘルメット被らないとあかんやつや。」
と思った。
なので、ロードバイクを購入したらまずは最低限の安全を用意するところから始めてほしい。
① ヘルメット
まずは安全第一ということでヘルメット。
これは俺に限らずサイクリスト全員が最初に勧めると思う。
上にも書いたけど、ママチャリとロードバイクは危険度が全くの別物。
アンパンマン号とF1くらい違うと言っても過言ではない。(過言)
安いものだと5,000円くらいから買えるから、5,000円で命を守れると思って最初に買ってほしい。
② パンク修理キット
ロードバイクはタイヤの厚みが細いから軽く、早く走れるんだけど、それゆえに欠点もある。
それはパンクしやすいということだ。
空気圧不足によるリム打ちパンクや、不意に出現するオフロードの石でパンクする可能性も高い。
近くに自転車屋があったとしても、ロードバイクは修理対象外の店もある。
そういった意味でもパンク修理キットは早めに揃えたい。
そして、自分で交換できるようになっておきたい。
交換用チューブ
ロードバイクのタイヤ径は700cで固定なんだけど、太さはまちまち。
自分のロードバイクが履いてるタイヤのサイズは頭に入れておきたい。
タイヤの側面に書かれているのですぐに確認できる。
ミニ工具
パンク修理をするには、ホイールをフレームから取り外さないといけない。
その作業に使うのが六角ツール。
アーレンキーはサイズが大きいから携帯には不向き。
ミニツールタイプであれば、ツールボトルに収納できるからおすすめ。
六角のサイズは8mm, 6mm, 2.5mmがあれば緊急用としては十分だ。
空気入れ
交換したチューブに空気を入れるための携帯用空気入れ。
ハンディタイプでも良いが空気を入れるのに時間がかかる。
予算に余裕があるなら小型電動空気入れがおすすめだ。
タイヤレバー
タイヤを外すのに使うタイヤレバー。
なくても作業はできるが、あった方が楽になる。
価格も500円しないくらいなので、パンク修理キットを一通り準備する際に一緒に購入すると良い。
③ ボトルケージ
ほとんどのロードバイクはボトルケージを2つセットできるんだけど、少なくとも1つは持っておいた方が良い。
というのも、上で紹介したツールボトルを持ち運ぶために必要なんだ。
サイクルジャージを持っていればドリンクはポケットにも入れられるけど、ツールボトルは重いからロードバイク本体にセットする方が良い。
と言ってもだいたいのサイクリストはボトルケージを2つセットしてるし、見栄えもそっちの方が良い気がする。
④ サイクルグローブ(手袋)
ロードバイクは振動吸収性は無いに等しいから、長時間乗っていると振動が手に伝わって痛くなってくる。
その衝撃を少しでも抑えるために、サイクルグローブを付けるって感じ。
掌底部分にクッション材があるため、振動を和らげてくれる。
また、手汗でハンドルから手が滑るのも防いでくれるから、着用することをおすすめする。
グローブは薄手の夏用と、防寒に優れた冬用がある。
⑤ ビブショーツ
個人的にもっと早く買っておけば良かったと思うのがビブショーツ。
初めてロードバイクに乗った際に誰もが感じるサドルの硬さとお尻の痛み。
これを和らげるために、「クッションがあれば良くね?」と、適当にサイクルパンツを買ったんだけどこれはあまり良くなかった。
というのも、サイクルパンツは腰で履くから密着性が悪く、乗り降りの際にパッドがサドルに引っ掛かることが多かったんだ。
これをビブショーツに変えたら密着性が上がり引っ掛からなくなった。
また、サスペンダーのような形をしているから前傾姿勢も取りやすい。(猫背矯正サポーターのような感じ)
ロードバイク本体に関するグッズではないだけに、ウェア類って後回しにしがちだけど、本来は乗って楽しむものだから、1着は持っておいた方が良い。
俺が履いてるサンティックのビブショーツは価格4,000円台と安価なんだけど、作りはしっかりしてるし着心地も良い。
毎日洗濯乾燥してるけど、縮んだりといったこともない。
番外編(あると良いやつ)
ここからは一通り揃えて、ロードバイクにも慣れてきたら買いたいものをピックアップしていく。
ABUSロック(鍵)
ロードバイクに慣れてくるとロングライドをしたくなる。
そんな時にあると安心できるのがブレードタイプの鍵。
特にこのABUS(アブス)ロックはセキュリティレベルが7と高く、プロの窃盗集団が鍵を見ただけで諦めるくらい頑丈。
高額なロードバイクを盗まれないようにするためにも、持っておいて損はない。
スマホマウント
始めたてのうちはスマートフォンをサイコンや地図ナビ代わりに使うだろう。
このスマホマウントはステムのセンターボルト部分に取り付けられるから見た目もスマート。
また、後々サイコンをつける予定なら、レックマウントのマウントもおすすめ。
レックマウントに関しては記事にしてるから参考にしてほしい。
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防犯ブザー付テールライト
ロードバイクの盗難って100%防ぐことはできないんだ。
地球ロックや2重3重ロックをしてても、盗られる時はある。
ただ、その確率を下げることは可能。
この防犯ブザー兼テールライトは車のセキュリティ機器と同じように、リモコンでセンサーのON / OFFができる。
感度も高く、少し触れただけで大きめのブザーが鳴り、数秒ロードバイクが揺れたり動いてるとそのブザーが警告音に変わり鳴り続けるというもの。
このテールライトと上にあげたABUSロックでだいぶセキュリティレベルは上げられる。
サイコンはロードバイクに慣れてからで良い
以前にサイコンの比較記事を書いたが、サイコンの購入ははっきり言って上記のアイテムが揃ってからで問題ない。
もちろんサイコンがあった方がより楽しめるんだけど、最初はスマホでも十分代用できる。
俺も最初の頃はiPhoneのフィットネスアプリで記録を取っていたけど、スピードや消費カロリーなんかはちゃんと計測してくれる。
Apple Watchを持っていると心拍数なんかも同期できるから十分楽しめる。
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まとめ

ロードバイクって本体以外にも結構お金がかかるんだけど、それも最初だけ。
消耗品ってのはそんなに無いから、ある程度揃ったらあとは訪れた先の観光費なんかに充てられる。
長い目で見ればコスパの良い趣味だと俺は思う。
個人的にはあとビンディングシューズがあれば良いかなという感じだから、購入したらまた記事にしていく。
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