
アレクサが便利すぎる。
以前の記事で音声アシスタント比較をした結果、アレクサが一番使い勝手が良いという結論に至ったんだけど、そのアレクサを搭載したスマートスピーカー「Echo Show」をついに購入した。
これまで音声アシスタントといえば、iPhoneのSiriでタイマーをセットするくらいでしか使っていなかったんだけど、自宅のスマートホーム化計画に合わせてアレクサを導入したらマジで便利すぎた。
とはいえまだまだ使いこなせてはいないし、さらに便利にできるんだけど、まずはファーストインプレッションという形でレビューしていこうと思う。
音声アシスタント比較の記事はこちら
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音声アシスタント比較|スマートホームならアレクサ一択
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結論:理想のスマートホーム化には必要不可欠

SwitchBot ハブ3を購入して自宅の家電をオートメーション化させたんだけど、これがめちゃくちゃ便利でもう戻れない。と前回の記事で書いたんだけど、そこから更にアレクサと連携させることでいよいよ完全体になったって感じ。
SwitchBot ハブ3は、こちらが指示しなくても条件が揃えば自動で家電を動かしたり電源をオン・オフしてくれて、例えば朝7時になったら自動でカーテンを開いてくれたり、部屋が一定の暗さになったら自動で電気をつけてくれたりと、家電をオートメーション化することだできるんだけど、好きなタイミングで操作するには専用アプリから指示を出す必要があるんだ。
そこで音声アシスタント「アレクサ」と連携させることで、アプリすら不要になり、声だけで家電をコントロールできるようになるってわけ。こうすることで家電を自動化させつつ、任意のタイミングでは声で起動や停止なんかが可能になるんだ。
SwitchBot ハブ3のレビューはこちら
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SwitchBot ハブ3購入レビュー|意外なほど簡単な設定
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Echo Showとは

Amazon Echoシリーズのディスプレイ付スピーカーのこと
これも以前の記事で書いたけど、アレクサを使えるスマートスピーカーは大きく分けて2種類、スピーカータイプのEchoシリーズと、スピーカー + ディスプレイ付きのEcho Showシリーズがあるんだ。
今回購入したEcho Sho 5は5インチのディスプレイ付きモデルということになる。
ちなみにEcho Show 8は8インチディスプレイ、Echo Show 15は15インチディスプレイをそれぞれ搭載してるよって意味。
Echo Show 5と8を比較検討した記事はこちら
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【Amazonアレクサ】Echo Show 5と8を比較|コスパが良いのはどっちか
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Echo Show 5はスマホと同じサイズ感
Echo Show 5は5インチ(正確には5.5インチ)のディスプレイを搭載していて、これはスマホを横向きに置いた状態とほぼ同じサイズ。俺はEcho Showの画面を頻繁に操作するつもりはないから、あまり場所を取らず、かつ置き時計代わりにもなる5インチの方を購入した。
あとで詳しく書くが、画面の操作感はお世辞にも良いとは言えず、全体的にもっさりしてて動作も遅い。YouTubeやプライムビデオも見れるんだけど、この操作感だとストレスが溜まるには目に見えてるから、もしEcho Showでの動画視聴をしたい場合は一つ上のEcho show 8の購入をおすすめする。
俺は初期設定以外は画面操作をするつもりはないから、価格の安いEcho Show 5を選択した。
Echo Showでできること
Echo Showは単体でも操作可能。アレクサに呼びかけることで音声のみで操作できるから、ながら作業にはもってこいなんだ。
逆に音声操作以外は基本使わない。動画視聴やビデオ通話はスマホの方が使い勝手が良いし、Amazonショッピングも縦画面の方が見やすいから使わない。
動画視聴(使わない)
プライムビデオやYouTubeの動画をEcho Show単体て見ることが可能。見たい動画のタイトルをアレクサに話しかると再生してくれる。しかも一時停止や早送りなんかも音声でできちゃうから超便利。なんだけど、それってスマホで良くね?って感じで使わない。
ビデオ通話(使わない)
Echo Showには2MPのフロントカメラが搭載されてるからビデオ通話だってできちゃう。回線はインターネット経由だから通話料もかからない。(LINEのビデオ通話と同じ)
でもそれってスマホで良くね?って感じでやっぱり使わない。
写真表示(使うかも)
Amazonプライム会員であればプライムフォトが無料で使えるんだけど、その保存された写真をEcho Showの画面に表示させられる。
表示形式も固定できたり数枚を順番に表示させたりできるから、フォトスタンド代わりとしても使えるんだ。
音楽再生(使うかも)
Echo Showのスピーカーを使って音楽を再生させられるんだけど、これが結構おすすめなんだ。BOSEのミニスピーカーのような感じで、小型ながらもしっかりとした音で再生してくれる。
Amazonの音楽サービスはもちろん、スキルというEchoシリーズの追加機能を使えばSpotifyやApple Musicなんかも再生可能。
再生/停止やスキップなんかも音声でコントロールできるから、家事をしながらでも好きな曲を聞くことができるんだ。
時間の確認(めっちゃ使う)
アレクサを使わない時でも時計は常時表示させることができるから置き時計代わりになると上でも書いたが、音声でももちろん確認できる。
例えばゲームをしていて目が離せない時でも、「アレクサ、今何時?」と聞くと読み上げてくれる。これ、意外に便利。
天気の確認(めっちゃ使う)
天気だって読み上げてくれる。
俺は「アレクサ、おはよう」というと、電気、テレビ、エアコンがオンになり、天気を読み上げるという設定にしてるんだけど、天気を読み上げるタイミングでトイレに行くから聞こえない。
だから、トイレからリビングに戻ったタイミングで「アレクサ、今日の天気」と話しかけ、その日の気象情報を確認している。
スケジュールの確認(使うかも)
アレクサアプリとカレンダーアプリ(Apple、Googleなど)を連携すればスケジュールを音声で教えてくれる。
「アレクサ、今日の予定」と聞けば、「〇時から△△という予定が...」という風に教えてくれる。マジで朝、スマホを見ることがなくなった。
家電の操作(めっちゃ使う)
アレクサに対応した家電や、ハブを介した操作が可能な家電であれば音声操作が可能。これがアレクサをおすすめする一番のポイントで、リモコンやスマホでの操作が一切不要になるんだ。
「アレクサ、電気をつけて」「アレクサ、テレビを消して」のように家電ごとの操作はもちろん、「アレクサ、ただいま」と言うと、エアコン、テレビ、照明がオンになる設定だってできちゃうから、一度でも使うともう元には戻れない。
アラーム、タイマー設定(たまに使う)
例えば昼寝をする時に寝過ぎないよう、「アレクサ、2時間後にアラームをセットして」と言うと、ちゃんと起こしてくれるし、料理でタイマーを使う時なんかも手を離さず設定ができる。
Amazonショッピング(使わない)
一応Amazonでのネットショッピングもできる。Echo Showはディスプレイ付きだから商品画像を見ながら買い物ができる。んだけど、Echo Show 5は画面操作がもっさりだし、そもそも買い物はスマホの方が便利に決まってる。
機能として紹介するけど、わざわざEcho Showを無理やり使う必要はないと個人的には思う。
Kindle本の読み上げ(使わない)
Kindle本にはEcho Showで読み上げてくれるものもあるんだ。Kindle本が「Text to Speech」に対応していれば、アレクサが読み上げてくれる。
ただし、そこまで自然な読み上げというわけでもない。Kindle本の読み上げ精度はAudibleの方が個人的にはおすすめ。
Echo Showの設定
Echo Showの初期設定
Echo Showの初期設定設定はめちゃくちゃ簡単。まずはEcho Showに電源コードを繋いで起動。すると「準備中...」と表示され、接続するWi-Fiを選択する画面になるので2.4GHzのWi-Fiを選択し、パスワードを入力。
Wi-Fi接続が完了するとAmazonアカウントでサインイン。あとは言語設定やアレクサに関する注意事項に同意すればセットアップ完了。(アップデートがある場合はそのままアップデートでOK)
Echo Show本体の初期設定は10分もあれば完了する。
アレクサアプリのダウンロード

次にアレクサアプリをスマホにダウンロードして、デバイスリストからEcho Showを登録。これでアプリから、Echo Showの設定や定型アクションの作成、編集が可能になる。
また、Echo Showは「スキル」と呼ばれる拡張機能を追加することでより便利になるんだけど、そのスキルもアプリから簡単に追加することだできる。
定型アクションの作成
Echo Showの醍醐味ともいうべき音声操作はアプリの定型アクションから作成可能。
具体的には下記。




今回はリビングライトだけの設定にしたけど、「他のアクションを追加」から同じ手順で、テレビの電源オンやエアコンの電源オンなんかも追加できる。
これで朝や帰宅時のルーティンを全てアレクサにさせることができるんだ。
これまではこのルーティン作業を自分でやっていて、特に不便はなかったけど、いざアレクサがやってくれるとめちゃくちゃ便利で快適。もう元には戻れない。
SwitchBotとの連携が便利すぎる
上で紹介した定型アクションはSwitchBotのハブを介して行っている。例えば「アレクサ、行ってきます」と言うと、エアコン・ライト・テレビがオフになる定型アクションを作った場合、下図のような仕組みになっている。

Echoシリーズ単体でもハブ機能は備わってるんだけど、家電の網羅性でいうとSwitchBotは群をsurface抜いている。
自宅にある多種多様なメーカー、今後追加する家電を考えるとSwitchBotのハブを導入しておいた方が後々便利だから、ぜひセットで購入してほしい。
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Echo ShowとSwitchBot ハブの連携方法
Echo ShowとSwitchBot ハブの連携方法もめちゃくちゃ簡単。ただし、前提としてSwitchBot ハブには予め家電を登録しておく必要がある。
SwitchBotに家電を登録する方法はこちら
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Echo ShowとSwitchBot ハブの具体的な連携方法は文字にするよりも、実際の画面で説明した方がわかりやすい。ということで下記。





このように基本的には流れに沿って選択していくだけで連携できるから、音声アシスタントやスマートホーム機器を初めて触る人でも安心してほしい。
Echo Showの口コミ・デメリット

家中の家電を音声でコントロールできるEcho Showなんだけどデメリットもある。これは購入前からわかっていたんだけど、やっぱり画面操作時の反応速度が遅い。
俺は音声操作メインで考えてて、Echo Show 5で動画を見たりする予定は無いから許せるっちゃ許せるんだけど、それでも初回のセットアップのもたつきは気になった。
スマホの追従速度をイメージしてるとかなりイライラするはずだから繰り返しにはなるけど、画面で動画を見たりする予定がある人はEcho Show 5はやめといた方が良い。
口コミも画面の反応速度に対しては酷評って感じ。
あと、Amazonの広告もちょいちょい流れるんだけど、これは設定では変えられず完全に非表示にすることはできない仕様。この辺も低評価の理由として挙げられる。
Echo Showは5がおすすめ
大事なことなので何度でも言います。Echo Showを買うなら5がおすすめで、画面操作は基本使わないと考えた方が良い。
てか画面操作するならスマホやタブレットの方が圧倒的に性能もレスポンスも高いし、そもそもEcho Showを検討する時点でそれらは持ってるだろうってのが俺の意見。
画面に表示させるのは写真と時計くらいで十分。動画はスマホで見れば良い。であればコンパクトで価格も安いEcho Show 5が間違いなくコスパが良い。
仮に画面操作を考えてるなら、Echo Show 11(11インチ)や15(15インチ)を選択した方が、性能面や画面サイズでメリットを享受できるだろう。
Echo Showがおすすめな人

Echo Showがおすすめな人はズバリ「置き時計兼音声アシスタントに魅力を感じる人」である。
写真や動画が見れて良いじゃーん、って言うけど3ヶ月もしたらスマホで見てるのがオチ。だってEcho Showは電源ケーブルで位置が固定されるし、テレビほどの画面サイズでもない。腰を据えて映像を見るならやっぱり大画面が良いし、ショート動画は縦向きで見たい。
置き時計が音声アシスタントにもなる。ここに魅力を感じる人にこそEcho Showをおすすめしたい。
まとめ:Echo Showはスマートホーム化を加速させるデバイス

SwitchBotの導入からスマートホーム化を始めたわけだけど、Echo Showと連携させることで一気に加速した感があり、QOL爆上がりって感じ。
外出先からでもライトをつけて防犯対策ができたり、帰宅前にエアコンをつけて家に着いた瞬間から快適に過ごせたり。
寝る前には「アレクサ、おやすみ」といえば全ての家電をオフにできるし、朝はトイレに向かう途中で「アレクサ、おはよう」というだけでテレビがついてカーテンが開く。
いよいよリモコンで操作することがなくなったから、これからスマートホームを始める人や、さらに便利にさせたい人はぜひ、アレクサ搭載のEcho Showを導入してほしい。
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