
歯は一生もの。小学生時代を最後に虫歯になったことがないが、最近ふと歯に対する意識が高くなった。なぜ意識が高くなったのかは自分にも分からない。
ただ良い兆候ではあると思うのでこれを機会に「歯磨き」というものを考えてみようと思った。

クレヨンです。X(旧Twitter)もやってます。
目次(クリックでジャンプ)
結論: 慣れればありだが、時短効果は微妙

手持ち歯ブラシのようにゴシゴシとブラシを動かしてはいけないので、それに慣れるまで時間がかかる。磨いている最中はほとんどブラシを動かさず、なぞる感覚なので歯垢が落とせているか不安になる。期待していた時短効果はあまり体感していない。というか急いで歯磨きをすること自体あまりないので手持ち歯ブラシでの磨いている時間がわからない。
手磨きでも意外に歯垢は落とせてた
これまでずっと手磨き、いわゆる普通の歯ブラシで磨いてきた。小学生の時に歯医者で教わった「歯ブラシは鉛筆を持つように」「ブラシは45度であてる」「歯と歯茎のスキマにブラシの先を入れるように」を実践してきたつもりだったし、実際虫歯にもなってないから正解だろうと思っていた。
それがふと「本当に歯垢は落とせてるのか?」と疑問に思った。
なので歯垢染色体(タブレットタイプ)を買って、歯磨き後にどれだけ歯垢が残っているのか試してみた。

ほとんど落とせてた。歯科医師から見た歯垢除去の合格ラインは90%らしく、合格点は80点。
一般的には60〜70点らしいが、おそらく90点は取れてたと思う。
「俺、歯磨き上手やん。」
残りの10%は電動じゃないと落とせない

今年は「歯磨きの働き方改革」を推進している。いかに楽に効率よく残りの10%を落とせるか。それには電動歯ブラシの力が必要だ。
そう感じた自分は早速、電動歯ブラシの種類について調べ始めた。どれも似通ったりだけどブラウン「オーラルB」だけはヘッドが丸型で回転式ということがわかった。丸型ヘッドについてもう少し調べるとどうやら歯茎を傷つける可能性が他のヘッドに比べて高いらしい。
「歯磨きの働き方改革」を推進している自分にとって、「歯」以外の問題が出てくるのはなかなか辛い。なのでブラウンはここで予選敗退。
ドルツ以外の選択肢
残った選択肢が「Panasonic ドルツ」と「フィリップス ソニッケアー」。この二つは従来使ってた縦長ヘッドで振動の種類も似ている。なのでこの二つのメリット・デメリットを比較、検討した。

パナソニック「ドルツ EW-DT73-A」 | フィリップス「ソニッケアー HX9903/15」 | |
メリット | ・最適な磨き方を色でお知らせ ・1回の充電で16日間もつ ・替えブラシが安い ・アプリ連動 | ・高評価の口コミが多い ・歯科専門家推奨 ・ドルツより安い ・アプリ連動 |
デメリット | ・高価格 ・ケースがしょぼい(充電もできない) | ・歯ブラシヘッドが大きい ・替えブラシが高い ・「1年で壊れる」という口コミも散見される |
やはりランニングコストとなる「替えブラシの値段」が最終的な決めてになった。ソニッケアーの「1年で壊れる」に関しては個体差もあると思うが、口コミでもまあまあ散見されたので、これも決勝戦敗退の理由になった。


思っていたより難しい

振動を手に当てるのと実際に歯に当てるのとでは振動の感じ方が全然違って、アプリのナビゲーション通りに磨くのがめちゃくちゃ難しい。
振動しているブラシの柄が歯に当たると痛いし、かといって口を開けると歯磨き粉が飛ぶ。アプリの説明では、「振動は3日で慣れる」と書いてあったが絶対ウソ。
3週間はほしいところである。
なお、磨き終わった後の仕上がりは確かに手持ち歯ブラシで磨いた時より良かった。

続けていけるかが課題
朝は手持ち歯ブラシ、夜は電動歯ブラシの二刀流でしばらくは行こうと思う。
結局は続けることで電動歯ブラシで磨くスキルが高まっていくと思うので、ストレスなく磨けるようになったら朝も夜も電動歯ブラシでいけると思う。
ハイエンド機種はいらない

今回購入したドルツ EW-DT73-Aは2025年1月時点でのハイエンド機種だが、正直ミドル機種で十分だった。
振動数やモードもほとんど変わらず、違いも分からない。唯一、専用ケースが付属するかしないかだと思うが、専用ケースもプラスチックのちゃっちい物なので100円ショップの適当なケースで十分。充電すらできないし。
付属ブラシも必要ないものまで付属するので、ミドル機種を買って好みのブラシを追加で買った方が良いと思う。
ハイエンドだから歯垢除去力が高い訳ではなく、あくまで磨き手のスキルが必要である。