
最高の睡眠を求めて、何年かに一度、枕さがしの旅に出るんだけど、その旅の中で出会った現状最高の枕「ブレインスリープピロー」が想像以上に良かったからレビューしていく。
たかが枕、されど枕なわけで、自分に合った枕を見つけると睡眠の質は本当に変わる。
常に時間に追われている人こそ、いかに質の高い睡眠を手に入れるかが鍵。睡眠の質次第で、翌日はもちろん将来の健康も左右される。
この記事を読んで、ぜひ快適な睡眠と爽快な目覚めを手に入れてほしい。

クレヨンです。X(旧Twitter)もやってます。
結論:目覚まし時計いらずになった

先に結論からいうと、俺はこの枕に変えてから目覚まし時計のアラームで目を覚ますということがほぼ無くなった。
どうやら睡眠は量よりも質を重視したほうが良いらしい。特に寝始めてから最初の90分がゴールデンタイムらしく、ここで深い眠りに入れると質の高い睡眠が得られるというわけだ。
その深い睡眠に入るためには寝具の快適さが重要。
俺は筋トレをしていて、しかも毎年コンテストに出ている。なので1年の中で増量期と減量期があり体のサイズも変わる。
ブレインスリープピローを購入する前まで仕様していたのが「じぶんまくら」というオーダーメイド枕なんだけど、高さ調整のメンテナンスが億劫になり、そのまま仕様していた。
分かってはいたけど体のサイズが変わるにつれてフィット感がなくなっていく。結果、睡眠の質が低下していってたわけ。(決してじぶんまくらが悪いわけではないので悪しからず。)
それに比べると、ブレインスリープピロー枕は頭の形に枕が形を変えていくので、使えば使うほど自分好みにフィットしていき、結果睡眠の質が向上した。
睡眠時間が短くても好調

この枕に変えてから、睡眠時間が短くても日中眠いという感覚が減った気がする。さすがに3〜4時間睡眠だとそういうわけにはいかないが、-1時間くらいであればそこまで寝不足を感じるといったことが減った。
寝不足を感じないので、コーヒーやエナジードリンクといったカフェインの摂取も減った。体だけでなく財布にも良いということが証明された。
前日の疲れが残らなくなった

目覚まし時計より早く目が覚めるということは、それだけ体の回復が早いということだろう。「あと5分だけ...」ということもなく、爽快な目覚めで一日がスタートするのは思ったより気持ちが良いし、クセになる。
早起きでなくとも快適な目覚めは、1日の始まりにとって重要な要素だということを最近感じ始めた。
良い目覚めから始まると、とにかく仕事や作業が捗る。「重要な仕事は午前中に」というのはこの事なのかもしれない。
朝起きてから「重だるい」と感じる日が減ったのは確かだ。
仕様・サイズ感
次にブレインスリープピローの仕様やサイズ感に着いて触れていく。あくまで俺個人の感想なので、詳しい内容が知りたい人はブレインスリープピローの公式ホームページを見て欲しい。
マロニーみたいな素材が特徴

ブレインスリープピロー枕の一番の特徴といえば、あのマロニーみたいな素材(ポリエチレン樹脂)だろう。
あのマロニーのおかげで空気が通り、頭に熱がこもらず快適に寝られる。これが思ったよりも良くて、夏場でも冷たい箇所を探さなくて済む。
なるほど。確かに「脳が眠る」感覚。
3つのタイプと違い

サイズは「LOW」「STANDARD」「HIGH」の三種類で、サイズはどれも同じ縦35cm 横60センチだ。違いは枕の高さで、その違いを下記にまとめた。
タイプ | 最低高さ | 最高高さ |
---|---|---|
LOW | 6cm | 8cm |
STANDARD | 9cm | 11cm |
HIGH | 12cm | 14cm |
STANDARDが無難
枕自体が斜めに設計されてるので、1つの枕で2つの高さがある。俺は標準の「STANDARD」を購入したんだけど、最初は「HIGH」を検討していた。
というのも「じぶんまくら」はそこそこ高めに作っていたので、一番高い「HIGH」を選べば良いだろうと。
お試しができるセレクトショップに行き、試させてもらったが「HIGH」が一番しっくりきた。しかし、これこそが睡眠の質の低下につながっていると店員に言われた。
なんでも仰向けに寝た際にアゴと喉元の間にこぶし(縦)が入るくらいが丁度良い頭の角度らしく、俺の場合アゴが喉元につきそうなくらいの角度だった。
寝る前の楽と感じている角度は、寝ている時は苦しい角度で、それが睡眠を妨げて疲労が抜けにくいという事らしい。
なるほどと思った俺は、あえて好みより1段低い「STANDARD」を選択したってわけだ。
評判と実際に使った感想

俺はこの枕に変えたおかげで睡眠の質が向上し、以前よりもアクティビティになった。実際、コンディションを24時間監視できる「OURA RING(オーラリング)」でも、平均スコアが高くなった。
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だが、中には評価の低い口コミも聞くので、実際に購入した俺が真意を解いていく。
まずは高評価の口コミから。
良い口コミに関しては、ほぼほぼその通りだと思うが、個人の感覚による部分もあるのは事実。ヘタリに関しては、俺は「早い」と感じたし、首こりや肩こりは睡眠の質とどう関係があるのか疑問が残る。
続いて低評価の口コミ。
低評価の口コミを見て感じたのが、個人の主観や感覚によるものが多いということ。まあ金額が金額だし。
こうならない為にも、購入前に実店舗で高さや寝返りのしやすさなんかは確認しておいて方が良い。
実店舗でのお試し
上にも書いたように、購入前には実店舗でのお試しを強く勧める。特に高さに関しては、俺みたいに合ってると思っていても、合っていない。それが原因で睡眠の質を落としてしまっているという人は少なくだろうから。
お試しができる実店舗は公式サイトから検索すると出てくるので、自身で調べてほしい。
使い続けるとへたる

これに関しては思ったより早いという印象だ。メーカー推奨は柔らかい面を上にして、そこに頭を乗せることで徐々に枕が頭の形にフィットする。
そうすることで、よりパーソナライズされた枕になると。
だが実際は3ヶ月くらいで中央部分がペしゃんこになるといった具合だ。
フィット感と耐久性はトレードオフなのかもしれないが、もう少し耐久性に振ってほしかった。
メンテナンスは簡単

とはいえ、ペしゃんこになってもすぐに戻せるので、そこまで悲観する必要もない。
公式サイトにも記載されているよに、高さが合わなくなれば45〜50度のシャワーをかけるだけで、元のふっくらした形に戻る。
メンテナンスが自宅で簡単にできるのはブレインスリープピローのメリットかもしれない。
以前に使用していた自分枕も丸洗いはできるが、中のポケット(9つ)からビーズやソバを取り出し洗濯、干す、乾いたら再度ビーズを元のポケットに入れる。と、メンテナンスがめちゃくちゃめんどくさい。
ビーズやソバはだんだん潰れてへたるので、実店舗に持ち込んで入れ替えてもらう。(実店舗でのメンテナンスは生涯無料)
このメンテナンス性の良さもブレインスリープを購入した理由の一つだ。
本体と合わせて買いたい枕カバー

ブレインスリープピロー本体は、無数のポリエチレン素材が無造作に折り重なって形成されているので、裸で使用するのは非現実的。
本体と合わせて枕カバーも購入した方が良い。(というか本体に付属しといてほしい。)
ブレインスリープピロー枕のカバーは「オーガニック」と「アクティブエア」の2種類が用意されている。それぞれの特徴とおすすめを紹介する。
おすすめはオーガニックカバー
ブレインスリープピロー枕のカバーは「オーガニック」と「アクティブエア」の2種類が用意されている。オーガニックはコットン100%で肌触りも良い。しかし、通気性はアクティブエアに比べやや劣るので、頭のひんやり感を感じたい人にはおすすめしない。
一方、アクティブエアはその名の通り通気性抜群のメッシュ素材。俺もこれを使ってるんだけど、頭に熱がこもる感覚が本当にない。何度もいうが脳が冷えて眠っている感じ。
ただ一つ欠点がある。俺は横向きで寝るので、朝起きたら高確率でメッシュの跡が顔の頬にくっきり付いている。これは盲点だった。寝ている時は無意識に横になるので防げない。

これを踏まえると、個人的にはオーガニックカバーの方がおすすめだ。
まとめ
人生の3分の1は睡眠時間と考えると、寝具にこだわるのも悪くないというのが俺の考え方。睡眠に意識を置きだしてから体の不調を感じにくくなったし、風邪も引きにくくなった。
俺の場合、睡眠不足の原因は就寝前の夜食だったり、夜更かしが主な原因だったけど、それでも枕を変えるだけで変化を感じた。なので更に睡眠の質を上げるべく、今は極力夜食は避けたり夜更かしはしないよう意識している。
健康は食事と睡眠に左右されるので、少しでも質の高い睡眠を求めて、これからもいろいろな睡眠グッズを試していく。
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