
前回の記事でマウスピース矯正(インビザライン)を始めると伝えたんだけど、この度ついにマウスピースを装着したから、その所感とマウスピース矯正をする上で注意しないといけないポイントを解説していく。
- 実際の装着感
- 着用して初めて分かったこと
- 地味に面倒なこと
など、事前の下調べでは分からなかった事や、着用し始めて感じた事などを語っていきたい。
医院の選び方やかかる費用は、前回のカウンセリング編を参考にしてほしい。
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マウスピース矯正期間は約2年半

今回俺は、歯列矯正をするにあたってワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正を選択した。なぜマウスピース矯正にしたかというと、理由は2つあって下記。
- 見た目が目立たない
- ブログのネタになる
見た目に関しては正直そこまで気にしてないってのが本音で、歯並びが整うならどっちでもよかった。
むしろブログのネタとして考えた側面の方が大きくて、
- マウスピースを毎週交換するのは面倒なのか
- 寝てる時の装着感はどうなのか
- 毎食後の歯磨きがどれだけ億劫か
など、リアルな感想を伝えられ、かつ月一回の定例報告記事にすることで、ネタ切れを少しでも回避したいという算段。
現状の歯並び

ここで改めて俺の矯正治療開始前の状態を上げておく。こうしていろんな角度から自分の歯並びを見ると、思ってる以上にガタガタでおっかなびっくりって感じ。
そして俺がこの矯正治療で治したいのが下記。
- 八重歯を正規の位置に落とす
- 前歯のずれ修正
- 上の奥歯の噛み合わせ
- 正中を出す
カウンセリング時の3Dモデリングと矯正後のシミュレーションが下記。



流石にここまで完璧な歯並びになるとは思っていないけど、どれだけこれに近づけるか楽しみ。
マウスピースは全部で61枚

この矯正治療中に装着するマウスピースは合計61枚。今回はそのうちの最初の2セット(2週間分)を渡された。また俺の場合、親知らずを抜歯しないといけないんだけど、これをマウスピース2枚の着用が終わるタイミング(2週間後)で行う。
マウスピースの交換頻度は週一回

1つのマウスピースにつき一週間装着する。で、一週間経ったら次のマウスピース、という風に少しづつ歯を動かしていく。
最初のマウスピースは病院で装着し、そのまま帰宅。で、昼ごはんを食べるために外したらすでに歯が動き出してる感覚があったんだ。というのも、マウスピースを外すと若干ではあるが噛み合わせがこれまでと違うんだ。だからこれまでの噛み合わせに合わせたくなって、歯を食いしばりたくなる。
ただし動いてるとは言ってもコンマ数ミリだし、食事をしてたらその違和感もすぐに無くなる。とはいえ歯が動いてる感覚が分かったのは嬉しかった。
インビザラインアプリで毎週撮影

マウスピースと一緒に撮影キットも渡されたんだけど、これは毎週1回、新しいマウスピースに交換するタイミングでスマホを使って歯の状況を撮影する。歯が想定通りに動いていれば次のマウスピースへ。動きが悪ければ同じマウスピースでもう一週間過ごすといった感じ。撮影した写真をインビザラインアプリのAIが判断してくれるんだ。インビザラインすげー。
交換時期はアプリのAIが判断してくれる

キットにスマホをセットし、口に加えて撮影するんだけど、こちらがシャッターボタンを押さなくてもAIが判断して勝手に撮影してくれるんだ。
正面、左右、上下などあらゆる方向から撮るんだけど、全てアプリが音声で指示してくれるからその向きにカメラを合わせるだけで、自動撮影。
撮った画像はアプリ内に保存されるほか、担当医の方にも送信されるから矯正の進捗確認がスムーズにできるんだ。
装着は1日22時間以上

マウスピースの装着は22時間以上が推奨されてるんだけど、医師曰く、意外に守れない人が多いらしい。
特に外食の際に外して、そのままつけ忘れるというパターンが多いらしく、例えば週に3回外食してその度につけ忘れると、歯が想定通りに動かず次のマウスピースをはめることができないらしい。
また、食事の都度、歯磨きをしないといけないから、外出用の歯ブラシも常に携帯しないと行けない。
歯をずっと押されてる感覚

マウスピース矯正って痛いの?ってとこなんだけど、ここに関しては弱い鈍痛のような感じ。
自分の歯を指で強く押し込むと歯に力が伝わると思うんだけど、その感覚が全ての歯にあるって感じ。しかも食事の時以外はずっと。
だから食事前に外した時は開放感があるし、その開放感を少しでも長く味わいたいから食事時間を長く取ろうとする。
外して良いのは食事と歯磨きの時だけ

1日のうち22時間以上装着しないといけないという事は、食事と歯磨きの時以外は装着しておかないといけないということ。睡眠中も運動中も入浴中も、ずっとマウスピースを装着。
俺は趣味で筋トレをやってるんだけど、筋トレって追い込む時に歯を食いしばるんだ。これがマウスピースを付けてると食いしばった際に割れるんじゃないかと心配になる。でも外しちゃいけない。
装着時間を守らないと後戻りする

逆に装着時間を守らないと、せっかく動いた歯が元の位置に戻ってしまう。いわゆる後戻りってやつ。
なんでも歯というのは絶えず動いてるらしく、だから1週間後の位置を想定したマウスピースを装着するんだ。
先に動くということは元の位置にも動く。なんならこれまでいた位置の方が収まりが良いから、後戻りの方がスピードが早い。
矯正期間が長引く原因も、ほぼ装着時間を守らないのが理由らしい。
VPro装置で矯正期間を短縮

今回インビザラインを申し込む際に、オプションでVProというものを申し込んだ。これは言わば矯正加速装置みたいなもの。電源を入れると振動するんだけど、これをマウスピースを装着したら5分ほど咥える。すると、振動によって歯が微妙に動き、マウスピースがよりフィットするんだとか。
実際に振動させて5分ほど咥えると、確かにフィット感が増す感じはする。マウスピースを手で装着すると浮きやすかったりするんだけど、Vproを咥えるとしっかり密着する。
あとこのVProを使うと矯正期間も短縮することが出来るらしい。個人的には申し込んで良かった。
インビザラインのOrthoPulseとVProはどっちが良いのか

今回俺は矯正加速装置としてVProを使ってるんだけど、実は似たような装置で「OrthoPulse(オルソパルス)」という物もある。
どちらも矯正スピードを早める効果があって、治療期間を短縮できるんだけど、その仕組みは違って、それが下記。
| VPro | OrthoPulse(オルソパルス) | |
| 仕組み | 高周波振動(微振動) | 近赤外線(光)の照射 |
| 主なアプローチ | 歯根膜を刺激しつつ、マウスピースを歯に強固に密着(フィット)させる | 細胞(ATP)を活性化させて骨の代謝を促す |
| 使用時間 | 1日5分(噛むだけ) | 1日10分(上5分・下5分) |
| マウスピース交換時期 | 7日に1回 | 3〜5日に1回 |
| 費用 | 10〜15万円 | 15〜25万円 |
| メリット | 1日5分と短く、チューイを噛む手間も減る | 期間短縮の効果大 |
| デメリット | OrthoPulseに比べると骨への直接的な代謝促進はマイルド | 3日サボると効果がリセットされやすい、充電時間が長い(約6時間) |
ただし矯正医院によってVProかOrthoPulseのどちらかだったり、またはどちらも扱っていない場合もあるから、事前に確認しておいた方が良い。
つけ外しは簡単

矯正歯科でマウスピースを受け取る際に、何度か着脱の練習をするんだけど、思ったよりも簡単だった。ただしこれは、その人の歯の形状にもよると思う。むしろ着脱よりも毎食後の歯磨きの方がめんどくさい。
親知らずの抜歯後にアタッチメントを取り付ける(予定)

俺の治療計画では、まず2週間で2セットのマウスピースを装着する。その後、上の親知らずを抜歯した後、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる突起を付ける。
アタッチメントを付けることで、よりマウスピースがフィットするほか複雑な動きを出すこともできるってわけ。
俺の場合、上の奥歯(親知らずの手前)2本が外に向いててノーバイトなんだけど、このアタッチメントを使って動きにくい奥歯の根っこを動かすんだ。
装着し始めは多少の違和感

当たり前ではあるけど、装着し始めは違和感がある。特に歯茎のマウスピースの境目がちょうど舌に当たるから気になってしまう。
また、装着中は基本、歯を噛み合わせないから常に口の中が半開きになってる感じで、たまにグッと噛み締めたくなる。でもマウスピースが割れる可能性があるから我慢。
マウスピース矯正のデメリットは3つ

わかっちゃいたけどやっぱり面倒な毎食後の歯磨き。に加えて着用中の飲み物は水以外NG。と、それなりにデメリットもあるから紹介しておく。
デメリット① 食事の都度、歯を磨かないといけない

マウスピース矯正一番のデメリットはこれだと思う。食事をした後にそのままマウスピースを装着すると、食べかすやプラークを閉じ込めてしまう。結果、虫歯になりやすくなる。
これを防ぐために毎食後は歯を磨かないといけないんだけど、これがマジでめんどくさい。歯を磨くのが面倒すぎて食事を抜きたくなるレベル。
他にも歯を磨けない環境での食事をどうするかといった問題もある。最悪うがいとかマウスウォッシュで耐えるしかないのかも。
デメリット② 着用中の飲み物は水だけ

マウスピースを着用中は基本的に水しか飲めない。ジュースなんかは砂糖がマウスピースの中で滞留するし、お茶やコーヒーもステインが付きやすくなってしまう。
もし飲む場合はマウスピースを外して飲むんだけど、それだと今度は歯磨きをしないといけない。なので飲み物も、実質食事の時しか好きなものを飲めないんだ。
俺はコーヒーが好きなんだけど、それも朝の一杯しか飲めない。
デメリット③ 唇が乾きやすい

これは装着してから分かった事なんだけど、唇が異常に乾く。おそらくマウスピースを装着したことで、歯の表面の唾液と唇が触れなくなった為だと思われる。なのでマウスピース矯正をする際はリップクリームも常備しておいた方が良い。
歯列矯正は医療費控除の対象

歯列矯正って実は医療費控除の対象なんだ。厳密には歯列矯正自体は保険対象外だから医療費控除の対象にもならないんだけど、矯正の過程で抜歯といった治療が発生するから、結局医療費控除の対象になる。
実際の控除額に関しては、その年の所得や保険金等で補填される額によっても変わってくるから、詳しくは下記の計算ツールで調べてみてほしい。
着用2日目ですでに変化あり

マウスピースを着用しだして驚いたのが、2日目にしてすでに奥歯が動いてたんだ。というのも、2日目の夕食後にフロスをする際、いつもなら引っかかる奥歯がスルッと入ったんだ。なんならクリアランスがあるレベル。
他にも下の奥歯も同様に、はっきりと分かるくらいの隙間ができていた。
こんな短期間で動くって事は、歯って相当不安定なんだなと改めて思ったし、未着用の時間が長いと後戻りもするわなって感じ。
歯列矯正【カウンセリング編】
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