
昔はチャームポイントだった八重歯も30歳を過ぎたら、可愛くもなんともない。
歯は磨きにくいし、笑った時の歯並びも気になる。しかも歯って常に動き続けるから、年々歯並びが崩れていってる気がする。
最近読んだ著書「DIE WITH ZERO」にも、老後資金は大事だが今しか出来ないことにもお金を使えって書いてたし、「歯列矯正したいな」とずっと思いながら過ごしても「じゃあいつやるの?」って話。
なのでこれを機会にいよいよ歯列矯正をすることにしたから、今日は俺が歯医者を選んだポイントと懸念点を解説する。
この記事を最後まで読んでくれたら、決して安くはない歯列矯正も「あれ?総合的にみたらそこまで高くもないかも」と思えるはず。

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目次(クリックでジャンプ)
歯は1本150万円の価値がある

歯科医師の専門的な見解によると、歯1本の価値は約150万円ほどにもなるらしい。親知らずを抜いたとしても永久歯は28本あるわけで、そうなると口の中には4,200万円分の資産があるということになるんだ。
歯を失う代償

そんな1本150万円の歯を失うとどうなるのか。まず噛み合わせや滑舌が悪くなり日常生活に支障をきたす。また、食いしばることが出来なかったり、力が分散せず他の歯にダメージを与える可能性もある。
なのでインプラントやブリッジなどの治療が必要になり、そうなると長期的な時間とコストがかかることになる。
失った部分を補う治療だけならまだしも、噛み合わせのバランスが崩れて周りの歯までダメージを受けるリスクもある。
また、噛み合わせが崩れると食事が不便になるのはもちろん、頭痛や肩こりの原因にもなるんだ。実際俺も左半分の噛み合わせが悪く、それが原因で首が凝りやすくなってると教えてもらった。
歯を失うというのは歯だけの問題じゃなくて、実は全身に影響するんだ。ここを理解しておくと歯列矯正がいかに大事なのかが分かるし、コストをかけてでもそれに見合ったリターンがあるということが分かるんだ。
歯列矯正の種類

歯列矯正は大きく分けて2通りあって、
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正(インビザライン)
さらにワイヤー矯正は歯の表側にワイヤーを付ける方法と、裏側に付ける方法の2種類がある。
これまで最もポピュラーであった歯の表側にワイヤーを取り付ける矯正は、費用を抑えることができて、全体矯正で130万円ほど。部分矯正となると60万円ほどでできるのが魅力。
裏側ワイヤー矯正は表側に比べ技術の要する方法だから費用も170万円ほどになる。ただし、矯正治療中に最も見た目が損なわない方法でもある。
マウスピース矯正は全体矯正でざっと100万円ほど。見た目も表側ワイヤー矯正ほど目立たず、歯磨きもしやすいのがメリットなんだ。
歯列矯正のデメリット

歯列矯正をするメリットってどの方法でも答えは一つで「綺麗な歯並びになる」こと。ただ、歯列矯正というのは1〜2週間で終わるものじゃなくて、1年や2年、人によってはそれ以上の長い期間をかけて治療するもの。
なのでメリットよりもデメリットを理解し、そのデメリットをどこまで許容できるかを考える必要がある。
ワイヤー矯正のデメリット

ワイヤー矯正のデメリットは治療期間中ずっとワイヤーを装着しておかないといけないということ。なので、歯磨きが今までよりも面倒になるし、歯間の清掃も難しくなる。これまで以上に丁寧にしないと虫歯になるリスクが上がるんだ。
また、ワイヤーの調整は基本、歯医者で行うから毎月通わないといけない。
長い目で見ると歯磨きの手間や通院といった時間的な拘束がネックとなる。
ただし、マウスピース矯正に比べ歴史も長く症例も多いから、マウスピース矯正が難しい場合でも対応できたり費用を抑えられる(表側矯正の場合)といったメリットもある。
ワイヤー矯正のメリット・デメリット
マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正のデメリットはワイヤー矯正に比べ費用が高くなりがち。また、歯並びによってはマウスピースでの治療が不可であったり難しい場合もある。
さらに矯正終了後も、治療にかかった期間と同じ期間、保定装置で矯正前の歯並びに戻るのを防ぐ必要がある。
食事に関しても注意が必要で、毎食後に歯磨きをしないといけなかったり、水以外の飲み物を避けた方が良かったり(マウスピース内に砂糖やカフェインが蓄積し、着色・虫歯の原因に)などがある。
メリットとしては矯正中も目立たないし、通院も数ヶ月に一度で良い。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
歯列矯正の費用は概ね100万円

で繰り返しにはなるんだけど、歯列矯正にかかる費用はワイヤーもマウスピースもざっと100万くらい。部分矯正の場合はもう少し安くなるんだけど、歯列矯正って全体のバランスを整えながら綺麗にしていくから、ほとんどの場合は全体矯正になると思うし、そうなるとやっぱり費用は100万円付近になる。
歯列矯正は医療費控除の対象

ただし全額自己負担ってわけじゃなくて、歯列矯正は医療費控除の対象になるんだ。というのも本来は対象外なんだけど、歯列矯正の過程で必ず治療が伴うかららしい。
実際に還付される金額は収入によって変わるから、その辺は自分で調べてほしい。
とにかく歯列矯正をする人は確定申告を忘れないようにしてほしい。
場合によっては抜歯が必要

日本人の歯並びが悪いのは頭蓋骨やアゴのサイズが小さく、その狭いスペースに歯が無理やり生えようとするのが原因なんだ。
だから歯列矯正をする上では高確率で抜歯が必要になる。俺もカウンセリング時に、上の親知らず2本と右4番の歯を抜くことを提案された。
歯列矯正の懸念点
次に俺が歯列矯正をする上で解決しておきたかった懸念点について触れていく。いくら見た目が良くなっても歯本来の「物を噛む」であったり「食いしばる」といった機能性が失われては意味がない。
なのでその点の疑問を払拭すべく、歯医者に聞いたことをまとめていく。
噛み合わせが悪くなる

一番懸念してるのが噛み合わせ。というのも俺の歯は、八重歯があるおかげで見た目が良くないんだけど、噛み合わせに関しては実は悪くないんだ。で、八重歯を下ろすとなるとその噛み合わせが崩れてしまう可能性があると、一番最初に行った歯医者で言われたんだ。
この先も長い人生の中で、食事を美味しく食べられないのは辛すぎる。なのでこれを言われた時点で実は一度、歯列矯正を諦めようと思っていたんだ。ただ、その最初に行った歯医者がワイヤー矯正専門であったから、念のためにセカンドオピニオンとして2件目に。今度はワイヤーもマウスピースも取り扱ってる歯医者に行った。
そこでも確かに噛み合わせが悪くなるリスクがあると言われたが、八重歯の隣の4番目の歯を抜けば大丈夫とのこと。
したがって歯列矯正後に噛み合わせが悪くなるという懸念点はクリアできたってわけなんだ。
必ずしも理想の歯並びになるとは限らない

これはもう仕方ないというか、一応現状と矯正後のCG(ビフォアフ)を見ながら説明してくれるんだけど、必ずしもその通りになるとは限らないとのこと。まあCGは患者に明るい希望を持たせるために、多少盛ってる部分はあると思うし、仮に想定と仕上がりが違ったとしても「でも矯正前よりは良くなったでしょ?」と言われるだけ。
この辺は許容範囲をどこまで持てるかによって変わってくる。
ワイヤー矯正かマウスピース矯正か

八重歯を下ろすのはワイヤーの方が得意と聞いてたから、俺はワイヤーなんだろうなと思ってたんだけど、2件目の歯医者で話を聞くと、「確かにワイヤーの方が治療期間は短くなるかもしれないが、マウスピースでも十分可能」とのことで、結果選べる状態となった。
当初はワイヤーでも良いかくらいに思ってたんだけど、詳しく聞くとワイヤーは毎月の通院が必須だったり歯磨きが超絶面倒だったりと、治療期間は短い分日々のストレスはマウスピースよりもかかりそうだった。
であれば多少期間は長くてもマウスピースの方が良いかも、と思いマウスピースを選んだ。
歯列矯正期間

繰り返しにはなるんだけど、歯列矯正にかかる期間も結構大事。というか金額よりも期間の方が俺にとっては重要だったかもしれない。
- ワイヤー:1年半〜2年
- マウスピース:2年〜2年半
少し高くても良いからできるだけ早く終わらせたい。かつ日々のストレスもできるだけ抑えたい。それができるならワイヤーでもマウスピースでも特に気にしないって感じだった。
結果、ワイヤーよりも多少期間は長くなるが、歯磨き等の手間が許容の範囲内であるマウスピースを選んだ。
歯列矯正に求めるもの
次に俺が歯列矯正に求めるものについて一つずつ解説していく。
歯列矯正に求めるもの
- 八重歯を正しい位置に下ろす
- 前歯のズレを治す
- 噛み合わせが悪くならない
- 正中を出す
八重歯を正しい位置に下す

冒頭でも書いたように俺の八重歯はもうチャームポイントでも何でもなくて、ただ歯並びを悪くしてるだけにすぎないんだ。
なのでこの八重歯を正しい位置に下ろすのが今回の歯列矯正で俺が一番求めるもの。この八重歯の治し方を基準にワイヤーかマウスピースか検討していった。
前歯のズレを治す

八重歯に関しては20代後半から治したいと思っていたんだけど、歳を重ねるにつれ前歯のズレも気になり出した。というか、おそらく少しずつズレてきている。歯は絶えず動いているというのをこの前歯のズレで実感した次第で、これも段差が無いよう整えたい。
噛み合わせが悪くならない
歯列矯正で見た目が綺麗になっても噛み合わせが悪くなれば意味がない。なのでここは入念に確認した。
マウスピース矯正の良いところは仮に噛み合わせが悪くなってると感じれば、そこでマウスピースの着用をやめて医師に相談することができる点。
これがワイヤーだと医師に外してもらわないといけないから、場合によっては噛み合わせの不具合を進行させてしまう。
噛み合わせは見た目以上に重要。
正中を出す

これもここ数年で気づいたんだけど、俺、正中もズレてる。鼻の下の溝のラインにちょうど上下の前歯がくるのが綺麗なラインなんだけど、俺の場合は上も下も歯0.5〜1本分くらいズレてるんだ。しかもこれで噛み合わせは良いときたもんだから、矯正すると逆に噛み合わせが悪くなる可能性があると言われたのは上でも書いた通り。
ただ、俺個人的にはこれくらいであれば正中を出す優先順位は低めで、「正中出せたらいいな」くらい。
でも担当の医師は出せると言ってくれた。ありがたい。
歯列矯正は専門医院で
歯列矯正専門医院がおすすめ

歯列矯正に関しては普段行ってる歯医者ではなく歯列矯正を専門にしている医院での治療をおすすめする。というのも歯列矯正は、歯医者や医師によって言うことが本当に違う。
なので虫歯治療や歯列矯正などを手広くやってる歯医者よりも歯列矯正1本で勝負している歯医者の方が、扱ってる症例も多いし医師の熟練度も高い。ということは仕上がりの完成度も高い。
また歯列矯正は虫歯治療と違って長期間の戦い。しかも定期的に通院しないといけない。なので通いやすさや些細なことでも相談できる医師の方が絶対にストレスを減らせる。
実際俺が今回の歯医者に決めた理由も「歯列矯正専門」と「駅チカ」の2点だった。
セカンドオピニオン含め最低2箇所は回りたい

今回俺は合計3箇所の歯医者で歯列矯正について相談した。1件目はかかりつけ医で、日頃のメンテナンスや虫歯治療でお世話になってるんだけど、そこで相談した際はマウスピース矯正のみの扱いということと、矯正を専門にしてるわけではないと言う理由で外させてもらった。
2件目はワイヤー矯正専門医でわりかし老舗って感じのとこだった。口コミ評価も悪くなかったから相談に行ったんだけど、噛み合わせがズレる可能性が高い + 歯列矯正と噛み合わせを良くするには骨を削る必要があると言われ躊躇。あと、ワイヤー専門だからか知らないが、マウスピース矯正はそんなにおすすめしないとのことだった。
3件目がワイヤー、マウスピースの両方に対応している矯正専門医で今回俺がお世話になると決めたところ。さすが専門医といった感じで、CGやAIを使ったビフォアフ写真を使いながら丁寧にカウンセリングしてくれた。
複数の歯医者で意見を聞けば、同じことを言われたりそれぞれ違ったことを言われたりで、自分に一番合ってそうな歯医者が何となく見えてくる。
セカンドオピニオンを含め最低でも2件、できれば3件の歯医者で意見を聞きたいところ。
今の歯医者を選んだ理由

繰り返しにはなるが、俺が今の歯医者を選んだ理由はカウンセリングの手厚さはもちろん、矯正専門医院としても大手だったということ。やはり大手医院という安心感は大きいし、それがさらに大手へと成長させるんだろうなとも思った次第。
あと、2件目に行ったワイヤー専門医に関してはおそらく個人で経営してるとこだと思うんだけど、全体的に綺麗ではなかった。受付も資料が散乱してるし、診察台も複数箇所が痛んでたり。
見た目を綺麗にする治療をする場所の見た目が汚いのはマイナスポイントだった。
歯列矯正はどこもそこまで金額に大差は無いんだけど、だからこそ同じ金額なら綺麗で清潔なところに通いたいと思った次第。
歯列矯正で先の50年に投資する

ということでようやく俺も歯列矯正をする決心がついた。カウンセリング内容をまとめると、
- ワイヤーでもマウスピースでも矯正可能
- 期間は2年〜2年半
- 費用は約100万円
- 八重歯を下ろす、前歯を揃える、正中を出す
で、今回俺はマウスピース矯正を選んだ。
この先の残された人生を逆算すると、今が一番若いし費用をかけるなら今しかない。俺はこの先50年、60年と綺麗な歯で過ごしたい。
「歯列矯正するお金がない」を理由に諦めないでほしい

「歯列矯正 100万円」というワードだけで「高いから諦める」といのは勿体無いし、その判断は目の前しか見えてない。
大事なのはこの先の50年、60年を健康に過ごすことなわけでその為の投資をケチってるようでは、必ずこの先後悔する。
歯列矯正にしろレーシック手術にしろ、こういった自己投資は早ければ早いほどリターンが大きくなるしストレスなく暮らせる。
「やりたいけどお金が無い」という人も、金額を理由に先延ばしにせず、節約でもタイミーでもして頑張って費用を工面してほしい。簡単に諦めるのは勿体無さすぎる。是非とも理想の自分に近づいてほしい。
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